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入門ガイドオフショア全般··読了 6分

釣りの車収納術|トランクは 3 層で汚さない・濡らさない

まつぼっくり
監修・執筆
まつぼっくり
マグロキャスティング 2018-
釣りの車収納術|トランクは 3 層で汚さない・濡らさない

釣りを始めた友人から、たまにこんな相談を受けます。「車が汚れるのが嫌で、釣りに行くのをためらう」。特に新車や家族と共用の車だと、切実な悩みです。

筆者は SUV で毎回の釣行はもちろん、酒田のクロマグロ遠征まで車で通っていますが、トランクの汚れや臭いに悩んだことはほぼありません。理由はシンプルで、最初に「3 層の守り」を組んでしまったからです。この記事では、筆者が実際に使っている 3 層 (防水マット・タックルトレー・目隠しシート) と、正直まだ解決できていないロッドの積み方の悩みまで、そのまま紹介します。

釣具 トランク収納 目隠しシート

トランクは「3 層」で守る #

先に全体像です。筆者のトランクは下から順にこうなっています。

使うもの守るもの
防水ラゲッジマット (トランク全面)車の床を汚れ・水から守る
タックルトレー (クーラーの下だけ)クーラーの水漏れを受け止める
薄手のシートを荷物に掛ける荷物を人の目から隠す (防犯)

下の 2 層は「車を守る」ため、上の 1 層は「荷物を守る」ためのものです。それぞれ説明します。

下の層: 防水ラゲッジマットで面を守る #

土台は、トランク全面を覆う汎用の防水ラゲッジマットです。車種専用品でなくても、トランクのサイズに合う防水タイプなら十分働きます。

これを敷いた瞬間、釣りの車問題の大半は終わります。濡れたクーラー、砂の付いたバッグ、潮を被ったタックル。何を載せても「汚れるのはマット」であって車ではありません。

副産物として大きいのが、濡れたまま積める自由です。筆者は水道のある釣り場では、クーラーやタックルボックス、タックルをさっと洗ってから帰ります。多少濡れたまま積んでもマットが受けてくれるので、「乾くまで待つ」「ビニールで包む」といった気遣いが要りません。現地で洗って積んで帰る、が最短ルートになります。

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防水ラゲッジマット (トランクマット)
各社

防水ラゲッジマット (トランクマット)

中の層: クーラーの下にタックルトレー #

クーラーボックスの下には、さらにトレーを重ねています。筆者はダイワのタックルトレー LL に、メインのクーラー (ダイワ トランクマスター 60L) を載せています。

クーラーは氷と海水と魚を積んで帰る箱なので、万一の水漏れが一番の事故要因です。トレーがあれば、漏れてもマットにすら届きません。「マットで面を守り、リスクの高い一点をトレーで守る」という二段構えです。飲み物用の小型クーラーと魚用の大型クーラーを分けている方は、大きい方の下に敷いてください。

上の層: 目隠しシートで荷物を隠す #

最後の層は、荷物の上に掛ける薄手のシートです。筆者はコモライフのトランク用シート (180×110cm) を目隠しとして使っています。運転席と助手席のヘッドレストに引っ掛けられるので、走行中もズレないのが気に入っている点です。

これは防犯のための層です。釣り人の車は車上荒らしに狙われやすいと各所で注意喚起されています (釣り人の車が一番危ない!? (TSURI HACK))。理由は単純で、高く売れる道具を積んだ車が、人気の少ない場所に長時間停まっているからです。シートを 1 枚掛けて「何を積んでいるか外から見えない」状態にするだけで、狙われる理由をひとつ消せます。もちろん貴重品は車に残さないのが大前提です。

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コモライフ トランク キズ・汚れ防止シート (180×110cm)
コモライフ

コモライフ トランク キズ・汚れ防止シート (180×110cm)

釣具 トランク収納 目隠しシート

ロッドの積み方は、正直まだ模索中です #

ロッドはロッドケースに入れて積んでいます。ただ、正直に書くとここは未解決です。

マグロキャスティングロッドは仕舞寸法が 180cm 前後あり、ガイドも大きいため、4〜5 本入れるとケースのチャックが閉まりません。筆者は穂先を守ることを優先して、一番太いガイド部分だけ剥き出しのまま、ケースの上下から途中までチャックを閉めた状態で運んでいます。天井に竿を掛けるロッドホルダーという解決策もありますが、筆者の車では頭に当たりそうで見送りました。大型ロッドの積載は、良い方法が見つかったら追記します。

<!-- 写真: ロッドケースのチャックが閉まらない問題 -->

手入れは「ほぼしない」でいい #

この仕組みの一番の利点は、日々の手入れがほぼ要らないことです。

筆者はマットもトレーも、ほとんど洗いません。普段はウェットティッシュでさっと拭き、広範囲に汚れたときは濡れタオルで拭く程度。丸洗いするのは、汚れや臭いが気になったときだけです。それで問題が起きていないのは、そもそも車に直接汚れが付かない構造だからです。対策は手間を増やすものではなく、手間を減らすための投資だと思っています。

臭いについても触れておくと、筆者はコマセ釣りをほとんどしないこともあり、車の臭いに悩んだことはありません。臭いの元 (魚汁・餌) を車に直接触れさせない構えができていれば、ルアー釣り主体なら臭い問題はまず起きないはずです。コマセやエサ釣り主体の方は、餌と濡れ物の密封をより厳重にしてください。

まとめ: 車の心配をなくすと、釣りはもっと気軽になる #

  • トランクは 3 層で守る。下 = 防水マット (面)、中 = タックルトレー (クーラーの一点)、上 = 目隠しシート (防犯)
  • マットがあれば、釣り場で洗って濡れたまま積んで帰れる
  • 目隠しは車上荒らしの「狙う理由」を消す 1 枚。貴重品は残さない
  • 大型ロッドのケース問題は筆者も未解決。良い方法が見つかったら追記します
  • 手入れはウェットティッシュで拭く程度。仕組みを作れば、あとはズボラでいい

持ち物の準備は船釣り編堤防釣り編にまとめています。車の心配がなくなると、釣りに行くハードルは一段下がります。家族の車でも、新車でも、気兼ねなく海へ行きましょう。

frequently asked

よくある質問

釣りに行くと車が汚れます。何をすればいいですか?
トランクに防水マットを敷くのが第一歩です。筆者はその上にクーラー用のタックルトレーを重ね、荷物の上に目隠しシートを掛ける3層で運用しており、汚れ・水漏れ・防犯を一度に解決しています。日々の手入れはウェットティッシュで拭く程度で済みます。
クーラーボックスの水漏れで車が濡れるのが心配です
防水マットの上に、さらにクーラーの下だけトレーを敷く二段構えがおすすめです。筆者はダイワのタックルトレーを使っており、万一水が漏れても車には届きません。釣り場で洗って多少濡れたまま積めるのも、この構えの利点です。
釣り竿は車にどう積むのが良いですか?
ロッドケースに入れて積むのが基本です。ただしマグロ用のような仕舞寸法180cm前後でガイドの大きいロッドは、複数本入れるとチャックが閉まらないことがあります。筆者も太いガイド部分だけ開けた状態で運んでおり、ここは未解決の課題として模索中です。
車内に釣り具を置きっぱなしにしても大丈夫ですか?
おすすめしません。夏の車内は高温になり、リールのグリスやワームの変形につながるといわれます。また釣り人の車は車上荒らしに狙われやすいと注意喚起されており、貴重な道具は持ち帰り、車に残す荷物は外から見えないようにするのが安全です。
釣りの後、車の臭いはどう防ぎますか?
臭いの元となる魚汁や餌を車に直接触れさせないのが基本です。魚はクーラーへ、濡れ物とゴミは袋に密封し、こぼれてもマットで受ける構えなら臭いは残りにくいです。筆者はコマセ釣りをほぼしないため、この運用で臭いに困ったことはありません。
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about the author

まつぼっくり
まつぼっくり
釣りライター / 釣りちゃん運営者

マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。

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