エギングを始めて 1 年、エギ王K を 8 本 (3.5 号) まで揃えました。そして釣果は 3 杯。この 3 杯、実はすべて同じカラー「ぶちぶちコーラル」です。人気ランキング常連のムラムラチェリーと軍艦グリーンは、投げ倒してまだゼロ。
「人気カラーなのに、なぜ釣れないんだろう」と思っていました。ところがこの記事を書くにあたって、ヤマシタ公式のカラー情報 (下地の種類) と自分の釣行記録を突き合わせたら、別の答えが見えてきました。1 年目の実績を包み隠さず公開しながら、エギ王K のカラーの選び方と使い分けを整理します。
この記事の 3 つのポイント #
- カラーは布の色ではなく下地 (ボディカラー) で選ぶのが基準です。筆者の 8 本は赤・金・ケイムラ・490 グローの 4 系統に分かれました
- 1 年目の実績は3 杯すべて夜のぶちぶちコーラル (490 グロー = 夜向き下地)。人気カラーの沈黙も、下地と時間帯の組み合わせである程度説明がつきました
- 結論は「カラーを増やす前に、下地 × 自分の釣行時間帯の対応を頭に入れる」。筆者はこれを 1 年目の終わりに知りました
エギ王Kのカラーは何で選ぶ?基準は「下地」 #
見た目の布の色ではなく、下地 (ボディカラー) で選ぶのが基準です。同じエギ王K でも、下地が赤・金・ケイムラ・490 グローのどれかで、得意な光量と時間帯が変わります。
エギのカラーは「布 (背中の柄)」と「下地 (ボディの反射色)」の 2 層でできています。イカへのアピールを大きく左右するのは下地の方で、ヤマシタ公式のエギ王K製品ページもカラーごとに布と下地を明記しています。筆者の手持ち 8 本 (3.5 号) を公式サイトの情報 (2026 年 8 月時点) でグルーピングすると、こうなりました。
| 下地の系統 | 手持ちカラー | 公式の説明する得意状況 |
|---|---|---|
| 赤テープ | カクテルオレンジ / 軍艦グリーン | 夜間・ローライトでシルエットをはっきり見せる |
| 金テープ | 金アジ / キャロットゴールド | 金アジは状況を選ばないオールマイティー、キャロットゴールドは濁り潮やマヅメ |
| ケイムラ | ムラムラチェリー | 澄み潮〜笹濁りで紫外線発光。光のある時間帯向き |
| 490 グロー | ぶちぶちコーラル / ホタルエビ | 夜・月明かり・濁りで発光してアピール。コーラルは虹下地も併せ持つ |
番外として、廃盤の派生モデル「黒潮スペシャル」も 1 本持っています。現行の公式ページには掲載がないため (2026 年 8 月時点)、この表の外で扱います。
買い集めたつもりはなかったのですが、並べてみると 4 系統が偶然すべて揃っていました。逆に言えば、8 本あっても系統は 4 つ。カラー選びの解像度は、色の数ではなく系統で考えると一気に上がります。

1年目の実績を正直に公開します #
釣果は 3 杯。すべて夜、すべてぶちぶちコーラルです。人気カラーを含む残り 7 本では、まだ 1 杯も釣れていません。
使用状況ごと、包み隠さず書きます。
| カラー | 使用状況 | 結果 |
|---|---|---|
| ぶちぶちコーラル | 夜を中心に使用 | 3 杯 (12 月に 3 号で 1 杯、5 月に 3.5 号で 2 杯) |
| ムラムラチェリー | 主に日中、投げ倒した | 0 |
| 軍艦グリーン | 主に日中、投げ倒した (ロスト後に買い直し) | 0 |
| 金アジ | 夕方に 1 時間ほど | 0 |
| カクテルオレンジ | 夕方に 1 時間ほど | 0 |
| 黒潮スペシャル | 夜に 1 時間ほど | 0 |
| ホタルエビ / キャロットゴールド | 購入したばかりで未投入 | - |
3 杯の詳細は実釣記事 (12 月の三崎港、5 月の三崎港) に書いたとおりです。なお金アジ・カクテルオレンジ・黒潮スペシャルは 1 時間程度しか投げていないので、評価できる段階にありません。「投げ倒した」と言えるのはムラムラチェリーと軍艦グリーンだけです。

釣れた日のカラーローテーションは? #
釣れた日の流れはほぼ同じでした。明るい 16〜18 時ごろはムラムラチェリー、暗くなり始めたら黒潮スペシャルを 1 時間ほど、夜になってからはずっとぶちぶちコーラル。3 杯はすべて夜のコーラルで出ています。
当時は「なんとなく」のローテーションでした。明るいうちは派手なピンク、暗くなったら渋い色、夜は光る色。ところが後から公式の下地情報と突き合わせると、この感覚のローテは理にかなっていました。明るい時間帯は紫外線で発光するケイムラ (ムラムラチェリー)、夜は発光する 490 グロー (ぶちぶちコーラル)。下地の得意時間どおりに投げていたわけです。
スタートカラーに迷ったら、まず「その時間帯に合う下地から入る」だけで十分だと思います。少なくとも筆者の 3 杯は、全部その延長線上で出ました。
人気カラーなのに釣れないのはなぜ? #
「カラーが悪い」のではありませんでした。下地と時間帯のミスマッチ、そしてそもそも筆者が日中にまだ釣れていないこと。この 2 つで大部分の説明がつきます。
釣れていない 2 大人気カラーを、下地理論で見直します。
- 軍艦グリーン (赤テープ = 夜向き): 筆者は主に日中に投げていました。つまり夜向きの下地を、明るい時間にばかり使っていたことになります。「釣れないカラー」なのではなく、本来の出番でまだ試せていない。買い直してまで持っているので、出番は夜に作ります
- ムラムラチェリー (ケイムラ = 明るい時間向き): こちらは理論どおり明るい時間に投げてゼロです。ミスマッチでは説明できません。ただし筆者は日中の釣果自体がまだゼロ。つまりムラムラチェリーが釣れないのではなく、筆者の日中の釣りがまだ釣れていない。カラーのせいにできる段階ではない、が正直な結論です
まとめると、「人気カラーは釣れない」でも「コーラルが最強」でもなく、釣れている状況 (夜) で、下地がマッチした色だけが結果を出している。1 年目のデータはそう読むのが一番誠実だと思います。
エギのカラーは何色あればいい? #
まず 4 系統 (赤・金・ケイムラ・490 グロー) が 1 本ずつあれば十分です。それ以上は「自分がよく行く時間帯」に合わせて足すのが、1 年目を終えた筆者の結論です。
気になるカラーを見つけるたびに買っていくと、エギばかりが増えて使い分けが分からなくなります。筆者はこの記事を書くにあたって手持ちを棚卸しし、エギ王K と エギ王 LIVE を合わせて 46 本あることが判明しました。3.5 号の 8 本ですら把握しきれていなかったのに、です。色の名前で集めるのではなく、下地の系統で持ち物を把握する。夜メインなら赤テープと 490 グローを厚く、日中メインならケイムラを。増やすのは、その系統で釣果が出て「もっと引き出しが欲しい」と感じてからで遅くありません。
今秋の検証プラン #
「軍艦グリーンを夜に投げる」。これが今秋いちばんの宿題です。
夜向きの赤テープを昼にばかり投げていたと分かった以上、ミスマッチ説の検証は夜にやるべきです。未投入のホタルエビ (490 グローの発光が最も強いとされるカラー) も夜に試します。新子シーズンの入りは 2.5 号から。公式スペックでは 2.5 号は 11g・沈下速度約 5 秒/m と、3.5 号 (22g・約 3 秒/m) よりゆっくり沈むので (2026 年 8 月時点)、小さい秋イカにエギを見せる時間を作れます。結果はこの記事に追記します。
まとめ: 1年目のカラー戦記 #
- 釣果 3 杯はすべて夜のぶちぶちコーラル (490 グロー下地)。人気カラーはまだゼロです
- カラーは下地 4 系統 (赤・金・ケイムラ・490 グロー) で考える。手持ち 8 本も、系統で見れば 4 つでした
- 軍艦グリーンの沈黙は「夜向き下地を昼に投げていた」ことで説明がつきそう。ムラムラチェリーは日中の腕の問題と切り分けられない。カラーのせいにする前に、下地と時間帯を合わせる
- 増やすのは系統で釣果が出てから。まず 4 系統 × 自分の釣行時間帯です
- 今秋は「夜の軍艦グリーン」とホタルエビで検証します。結果はこの記事に追記します
よくある質問
エギ王Kで一番釣れるカラーは何ですか?
エギ王Kのカラーはどう選べばいいですか?
ムラムラチェリーは釣れないカラーですか?
エギのカラーは何色そろえればいいですか?
夜のエギングは何色が釣れますか?
about the author
マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。


