エメラルダスのロッドは、1 万円台のエギング X から 9 万円台のストイストまで、おかっぱり用が 6 シリーズあります。迷ったら、秋の 3 号が中心なら X か MX の 86ML、春の大型までなら MX の 86M、一日しゃくって疲れたくないなら AIR です。
86ML 前後で並べると、自重は 110g から 84g まで 26g 下がります。シマノのセフィアは同じ並びで 6g しか変わりません。ダイワは「軽さ」を階段で売っているメーカーです。
私は 1 本目のロッドの先径 0.9mm の穂先を 3 釣行目で折り、今はセフィア BB S86ML (105g) を使っています。次の 1 本はセフィア XR を考えてきましたが、XR より軽くて仕組みの面白いロッドがダイワにあるかを確かめたくて、エメラルダス全シリーズを公式値と実売で並べました。エメラルダスのロッドは触ったことがないので、使用感は書かず、ダイワ公式の説明とスペック (2026 年 10 月 22 日時点)、楽天の実売、自分の釣り方で判断します。
エメラルダスのロッドは何種類?ランク順と価格・自重 #
おかっぱり用は 6 シリーズで、安い順にエギング X → エメラルダス X → MX → AIR → ストイスト RT / ST です。同じ 86ML 前後で比べると、MX から AIR に上がるところで値段も重さも一番大きく動きます。
エギング X (22)
- 比べた機種
- 86ML
- 自重
- 110g
- 先径
- 1.4mm
- 本体価格 (税別)
- 14,500 円
- 実売 (楽天)
- 11,150 円
エメラルダス X (25)
- 比べた機種
- 86ML・J
- 自重
- 103g
- 先径
- 1.3mm
- 本体価格 (税別)
- 18,600 円
- 実売 (楽天)
- 14,300 円
エメラルダス MX (26)
- 比べた機種
- 86ML・V
- 自重
- 100g
- 先径
- 1.5mm
- 本体価格 (税別)
- 31,600 円
- 実売 (楽天)
- 23,300 円
エメラルダス AIR (24)
- 比べた機種
- 86ML・K
- 自重
- 84g
- 先径
- 1.3mm
- 本体価格 (税別)
- 63,000 円
- 実売 (楽天)
- 48,500 円
ストイスト RT (21)
- 比べた機種
- 88ML
- 自重
- 84g
- 先径
- 1.2mm
- 本体価格 (税別)
- 92,000 円
- 実売 (楽天)
- 80,950 円
ストイスト ST (23)
- 比べた機種
- 88ML-SMT
- 自重
- 90g
- 先径
- 0.7mm (金属)
- 本体価格 (税別)
- 93,000 円
- 実売 (楽天)
- 81,850 円
| シリーズ (年式) | 比べた機種 | 自重 | 先径 | 本体価格 (税別) | 実売 (楽天) |
|---|---|---|---|---|---|
| エギング X (22) | 86ML | 110g | 1.4mm | 14,500 円 | 11,150 円 |
| エメラルダス X (25) | 86ML・J | 103g | 1.3mm | 18,600 円 | 14,300 円 |
| エメラルダス MX (26) | 86ML・V | 100g | 1.5mm | 31,600 円 | 23,300 円 |
| エメラルダス AIR (24) | 86ML・K | 84g | 1.3mm | 63,000 円 | 48,500 円 |
| ストイスト RT (21) | 88ML | 84g | 1.2mm | 92,000 円 | 80,950 円 |
| ストイスト ST (23) | 88ML-SMT | 90g | 0.7mm (金属) | 93,000 円 | 81,850 円 |
自重・先径・本体価格はダイワ公式の各製品ページから。実売は 2026 年 10 月 22 日に楽天で調べた通常出品の中心値で、部品・中古・別の番手 (-S や中通し) を除いています。MX (5 件) と RT (4 件) は出品が少ないので目安です。
実売で 1 段ずつの差を見ると、X → MX が約 9,000 円、MX → AIR が約 25,200 円、AIR → RT が約 32,450 円です。重さが 16g 落ちるのは MX → AIR の段だけで、AIR から上は重さがほぼ変わらず値段だけが上がります。
ほかに、中通し (インターライン、IL) が X・MX・AIR・ストイスト RT の 4 グレード、ボート用 (BOAT) が X BOAT・MX BOAT・AIR BOAT・EX BOAT の 4 シリーズあります。この記事はおかっぱり用を比べます。
30 秒で選ぶ:やりたい釣りからシリーズを決める #
やりたい釣りが決まっていれば、シリーズと番手はほぼ 1 つに絞れます。右の列は、そう言える公式の言葉です。
| やりたい釣り | シリーズと番手 | 根拠 (公式の言葉) |
|---|---|---|
| 初めての 1 本を 1 万円台前半で | エギング X 86ML | 「入門アングラーが最初に購入する1本」 |
| 秋に 2.5〜3 号で港を歩いて探る | X 83ML MX 83ML | 「秋シーズンにテンポよく広範囲をランガン」 |
| 秋も春の大型も 1 本で | MX 86M | 「迷った時もまずは手にしてほしい」 |
| 一日しゃくって疲れたくない | AIR 86ML 86M | 「軽さにとことんこだわりぬいた」 |
| 着底の一瞬で底かイカかを知りたい | ストイスト RT 88ML | 「情報が一撃でわかるようになってくる」 |
| 潮の変化を感じながら待つ | ストイスト ST 88ML-SMT | 「しなやかの中にある鋭さ」 |
| 電車や自転車で持ち運ぶ | ストイスト ST 82ML-5 | 5 本継、仕舞寸法 60cm |
| 夜や風の日の糸絡みを避けたい | 中通し (IL) | 「トラブル知らずのインターライン構造」 |
エギング X とエメラルダス X は誰向け? #
エギング X の公式の一文目は「エギングの入門モデル」です。機種は 4 つだけで、86ML は 110g とシリーズで一番重いですが、実売は 1.1 万円です。
- 合う人: 年に数回、秋の港で 1.8〜3.5 号を投げる。ロッド代を抑えて、リールに予算を回したい
- 合わない人: 長さや穂先を選びたい (ショートもソリッドも無い)。軽さを優先したい
- 選ぶなら: 86ML。公式の説明は「飛距離を重視」「秋シーズンに広範囲を手返しよく」
エメラルダス X の一文目は「実釣性能を集約したハイコストパフォーマンスシリーズ」です。エギング X より実売で約 3,150 円高く、7g 軽く、10 機種から選べます。リールシートは上位機種と同じエアセンサーシート (スリム) です。
- 合う人: 秋に港や小磯を 83ML でテンポよく歩く。磯や足場の高い堤防で遠投したい (89M)。新子やヒイカを狙う (79L-S・76UL-S)
- 合わない人: 夜や風の日が多いのに -S (先径 0.8mm) を選ぶ人。私は 0.9mm の穂先を、風の日に糸が穂先に絡んだまま投げて折りました
- 選ぶなら: 86ML・J。秋の 3 号を遠投して探る番手で、103g。私の BB S86ML より 2g 軽く、穂先は 1.3mm と細めです
実売で選ぶと、ロッドの売れ筋はこの X とセフィア BB の 2 択になります。両者の比べ方はエギングタックルは何が必要?にまとめています。
ダイワ 25 エメラルダス X 86ML・J
エメラルダス MX は誰向け? #
公式の一文は「感度と操作性を高い水準で実現した、真のスタンダード」です。X との差は重さではなく、力の逃げにくさです。ネジレ対策が X45 に、継ぎ目が V-JOINT になり、リアグリップがカーボンモノコック (公式は「ダイワのエギングロッドとしては初」) に変わります。
- 合う人: 秋の数釣りも春の大型も 1 本で済ませたい。3.5 号を中心に 2.5〜4 号を使う。漁港から小磯をテンポよく歩く (80MLM、1.8〜4 号)
- 合わない人: 軽さを買いたい人。86ML で 100g は X より 3g 軽いだけで、セフィア XR と同じです。26 年の新型は前作より自重が 5〜8g 増えています (26 エメラルダス MX は何が変わった?)
- 選ぶなら: 86M・V (102g)。公式は「一本で何でもこなせるからこそ、迷った時もまずは手にしてほしい」。秋だけなら 86ML・V
ダイワ 26 エメラルダス MX 86M・V
エメラルダス AIR は誰向け? #
公式の紹介文は「軽さにとことんこだわりぬいた」から始まります。86ML で 84g。MX からもセフィア XR からも 16g 軽く、宣言どおりの数字です。足されるのは素材 (SVF ナノプラス)、カーボン枠のガイド (AGS)、薄くした継ぎ目 (V-JOINTα) で、どれも軽さに効く部品です。
- 合う人: 朝から夕方まで歩いて、しゃくり続ける。公式も「一日中移動を繰り返し、シャクり続けたとしても体への負担が小さく」と書いています。8.9ft の長い竿を重さなしで振りたい (89MLM で 92g)
- 合わない人: 予算 3 万円前後の人 (実売 48,500 円)。穂先を折るのが心配な人 (穂先の部品代は下の表)
- 選ぶなら: 86ML・K。秋の 3 号が中心で 84g。春もやるなら 86M・K (86g、2.5〜4 号)
ダイワ 24 エメラルダス AIR 86ML・K
ストイスト RT と ST の違いは? #
RT は張りのある素材で着底の情報を一瞬で取る「レーシングモデル」、ST はしなやかな竿に金属の穂先 (SMT) を付けて、潮の変化をじわっと感じるモデルです。実売の差は約 900 円なので、値段ではなく釣り方で選びます。
| ストイスト RT 88ML | ストイスト ST 88ML-SMT | |
|---|---|---|
| 公式の一文 | 「軽さと感度をより研ぎ澄ます」 | 「しなやかの中にある鋭さ」 |
| 素材 | SVF コンパイル X ナノプラス | SVF ナノプラス |
| 穂先 | チューブラー 1.2mm | 金属 (SMT) 0.7mm |
| 自重 | 84g | 90g |
| 監修者の言葉 | 情報が「一撃でわかる」 | 流れの変化が「ジワ〜っとモタレのように」 |
| 実売 (楽天) | 80,950 円 | 81,850 円 |
ストイスト RT は自重が AIR と同じ 84g です。上乗せの約 3.2 万円は軽さではなく、ダイワのエギングロッドで初めて使った素材 (SVF コンパイル X ナノプラス) の張りの代金です。
- 合う人: 着底して最初に糸を張ったとき、底か、イカか、潮かを手元で読み分けたい
- 合わない人: しなやかな竿が好きな人。公式自身が「カリカリにチューニングされた」レーシングマシンと書いています
- 選ぶなら: 88ML (秋の 3〜3.5 号を遠投)。周年 1 本なら 84M (84g)
ストイスト ST の SMT は、チタン合金の穂先です。公式は「DAIWA独自のテクノロジー」としています。
- 合う人: 潮にエギを流して、流れの強弱を穂先で感じながら待つ。足場の高い釣り場や遠浅で 3 号を遠投する (85LML-SMT)
- 合わない人: 真冬の夜や早朝に釣る人。公式の注意書きでは、SMT は 5℃以下で穂先の戻りが遅くなり、0℃以下では曲がったまま戻らないことがあります (気温が上がれば戻る)
- 選ぶなら: 88ML-SMT。3〜3.5 号が中心の汎用モデルです
ダイワ 21 エメラルダス ストイスト RT 88ML
ダイワ 23 エメラルダス ストイスト ST 88ML-SMT
上のグレードで何が足される?機構の早見表と弱点 #
上がり方は 3 段です。X → MX は力が逃げない仕組み、MX → AIR は軽さ、AIR → ストイストは張り (RT) か穂先 (ST) にお金を払います。
ネジレ対策
- X
- ブレーディング X
- MX
- X45
- AIR
- X45
- ストイスト RT / ST
- X45 フルシールド
素材
- X
- HVF
- MX
- HVF ナノプラス
- AIR
- SVF ナノプラス
- ストイスト RT / ST
- RT: SVF コンパイル X
ST: SVF
継ぎ目
- X
- 逆並継
- MX
- V-JOINT
- AIR
- V-JOINTα
- ストイスト RT / ST
- V-JOINTα
ガイド
- X
- K ガイド
- MX
- 公式に記載なし
- AIR
- AGS
- ストイスト RT / ST
- AGS + CWS
手元
- X
- エアセンサーシート
- MX
- + カーボンのリアグリップ
- AIR
- ダウンロック
- ストイスト RT / ST
- 短い前グリップ
| 役割 | X | MX | AIR | ストイスト RT / ST |
|---|---|---|---|---|
| ネジレ対策 | ブレーディング X | X45 | X45 | X45 フルシールド |
| 素材 | HVF | HVF ナノプラス | SVF ナノプラス | RT: SVF コンパイル X ST: SVF |
| 継ぎ目 | 逆並継 | V-JOINT | V-JOINTα | V-JOINTα |
| ガイド | K ガイド | 公式に記載なし | AGS | AGS + CWS |
| 手元 | エアセンサーシート | + カーボンのリアグリップ | ダウンロック | 短い前グリップ |
AGS はガイドの枠をカーボンにしたものです。公式の説明は「チタンと比較して約3倍の剛性」で、手元への伝わりと、振ったあとの穂先のブレの収まりに効くとしています。2013 年の公式コラムでは、同じ竿でガイドだけを替えて、AGS が 48.5m、チタン枠が 44.6m 飛んでいます (旧モデルでの試験)。
「AGS は壊れやすい」という話は検索でよく見ますが、ダイワ公式の説明には弱点の記載がありません。数字で確かめられるのは、穂先を折ったときの部品代です。
| 機種 | 穂先 (#1) の部品 | 本体の実売 |
|---|---|---|
| 22 エギング X 86ML | 6,270 円 | 11,150 円 |
| 25 エメラルダス X 86ML・J | 9,818 円 | 14,300 円 |
| 21 セフィア XR S86ML | 18,239 円 | 33,950 円 |
| 24 エメラルダス AIR 86ML・K | 35,802 円 | 48,500 円 |
| 23 ストイスト ST 88ML-SMT | 46,969 円 | 81,850 円 |
| 21 ストイスト RT 88ML | 49,060 円 | 80,950 円 |
部品は楽天のパーツ出品の最安値 (2026 年 10 月 22 日、送料別)。26 MX の部品は出品がありませんでした。AIR の穂先 1 本は、セフィア XR の本体の実売より高い値段です。
SMT は、公式が弱点を書いている珍しい例です。5℃以下での戻りの遅れに加えて、巻き込みや穂先への糸絡みで強く曲げるとクセが残り、金属疲労で折れることがあると注意しています。クセは手で戻せますが、繰り返すと疲労の原因になります。
セフィアとどう違う?メーカーが力を入れているところ #
ダイワは竿先側 (ガイド・穂先・素材) で軽さと感度を上げ、シマノは竿の芯と手元 (ブランクの構造・グリップ) で操作と感度を上げています。各シリーズの公式ページの最初の一文を、メーカーが一番こだわったことの宣言として読み、それが数字で裏付けられるかを確かめました。

エメラルダス X
- 公式の最初の一文
- 「ハイコストパフォーマンスシリーズ」
- 数字で見ると
- 上位と同じエアセンサーシートで本体 18,600 円
エメラルダス MX
- 公式の最初の一文
- 「真のスタンダード」
- 数字で見ると
- 重さは X とほぼ同じ。足されたのは X45 と V-JOINT
エメラルダス AIR
- 公式の最初の一文
- 「軽さにとことんこだわりぬいた」
- 数字で見ると
- 84g。MX より 16g 軽く、宣言どおり
ストイスト RT
- 公式の最初の一文
- 「軽さと感度をより研ぎ澄ます」
- 数字で見ると
- 84g で AIR と同じ。上乗せは素材の張り
セフィア SS
- 公式の最初の一文
- 「ジャークの性能」
- 数字で見ると
- BB より 3g 軽いだけ。足されたのはスパイラル X
セフィア XR
- 公式の最初の一文
- 「遊び上手な XR」
- 数字で見ると
- 15 機種。足されたのは X ガイドとカーボンのグリップ
セフィア リミテッド
- 公式の最初の一文
- 「高感度を追求」
- 数字で見ると
- 99g で BB と 6g 差。足されたのはグリップと素材
出典はダイワ公式の各製品ページと、シマノ公式のセフィア ブランドサイト (2026 年 10 月 22 日)。セフィアの重さと装備はシマノのエギングロッド セフィア 5 シリーズの比較の公式値です。
セフィアに無い、ダイワならではの装備は 3 つです。カーボン枠のガイド (AGS。セフィアは XR から上が X ガイド)、金属の穂先 (SMT)、4 グレードにある中通し (シマノ公式のエギングロッド 10 製品に中通しは無い、2026 年 10 月 15 日時点) です。
「シマノの ML はダイワの M に近い」という説もよく見ます。適合エギで確かめると、ダイワの 86ML は 1.8〜3.5 号、86M は 2.5〜4.0 号、セフィアの S86ML は 1.8〜3.8 号でした。上限で見ると、セフィアの ML はダイワの ML と M の間にあり、説は半分だけ当たっています。
私はどうする?セフィア XR と比べた答え #
XR より軽いエメラルダスは AIR から上です。MX は XR と同じ 100g で、実売は約 1 万円安くなります。
自重
- セフィア XR S86ML
- 100g
- MX 86ML・V
- 100g
- AIR 86ML・K
- 84g
先径
- セフィア XR S86ML
- 1.6mm
- MX 86ML・V
- 1.5mm
- AIR 86ML・K
- 1.3mm
実売 (楽天)
- セフィア XR S86ML
- 33,950 円
- MX 86ML・V
- 23,300 円
- AIR 86ML・K
- 48,500 円
穂先の部品
- セフィア XR S86ML
- 18,239 円
- MX 86ML・V
- 出品なし
- AIR 86ML・K
- 35,802 円
| セフィア XR S86ML | MX 86ML・V | AIR 86ML・K | |
|---|---|---|---|
| 自重 | 100g | 100g | 84g |
| 先径 | 1.6mm | 1.5mm | 1.3mm |
| 実売 (楽天) | 33,950 円 | 23,300 円 | 48,500 円 |
| 穂先の部品 | 18,239 円 | 出品なし | 35,802 円 |
私の物差しは「XR より優れるか」「気になる仕組みがあるか」「軽いか」の 3 つです。3 つとも XR を上回るのは AIR 86ML・K でした。差額約 14,550 円で 16g 軽くなり、ガイドは AGS になります。そのかわり穂先は 1.3mm と細くなり、折ったときの部品代は XR の約 2 倍です。残る問いは、16g に 1.5 万円を払うかどうかです。
穂先の選び方は、1 本目で折った経験から決めています。AIR でも -S (先径 0.9mm) ではなくチューブラーの 86ML・K、ストイストなら金属穂先の ST より RT です。私は真冬の夜の三崎港でも釣るので、5℃以下で戻りが遅くなる SMT は合いません。
もう一つ気になったのが中通しです。私が穂先を折った原因は、風の日に穂先へ絡んだ糸でした。中通しは糸が竿の中を通るので、この絡みがそもそも起きにくい構造です。MX IL 86ML・V は 98g と外ガイドの 86ML・V (100g) より軽く、本体は 6,800 円高い 38,400 円です。夜釣りの多い人には、XR の対抗として MX IL も並べておく価値があります。
シマノ 21 セフィア XR S86ML
まとめ:迷ったときの 1 本 #
- 初めての 1 本、予算 1 万円台: エギング X 86ML (実売 1.1 万円)。3,150 円足せるなら 7g 軽く番手を選べるエメラルダス X 86ML・J
- 秋も春の大型も 1 本で: MX 86M・V
- 一日しゃくって疲れたくない、軽さを買いたい: AIR 86ML・K (84g)
- 着底の情報を読みたいならストイスト RT、潮の変化を感じて待つならストイスト ST (真冬の夜・早朝は SMT の戻りに注意)
- 穂先を折るのが心配なら、-S や SMT よりチューブラー。夜や風の日が多いなら中通し
竿が決まったら、次は合わせるリールです。同じエメラルダスで揃えるならエメラルダスのリールはどれを選ぶ?、ラインの太さはエギングのラインとリーダーにまとめています。
買ったら、投げる前に穂先に糸が絡んでいないかを見る癖をつけてください。私が 3 釣行目に穂先を折ったのは、その一瞬を省いた風の日でした。
よくある質問
エメラルダスのロッドのランク順は?
ストイスト RT と ST の違いは?
AGS ガイドのデメリットは?
エメラルダスの中通し (インターライン) は誰向け?
エメラルダスのロッドは今買っていい?待つべき?
about the author
マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。



