メジャークラフトのエギングロッドは、本体 7,000 円のファーストキャストから 5 万円台のエギゾースト 7G まで 6 シリーズあります。一番軽いのは真ん中の 3G で、8.4ft の 842ML が 72g。上の 5G・7G より 15g ほど軽く、実売は 2.1 万円です。
迷ったら、1 万円前後で長く使うならソルパラ 862ML、軽さを買うなら 3G、秋のサイトから春の大型まで穂先の種類で釣り分けたいなら 5G です。7G の上乗せは軽さではなく、張りと感度に払います。
私がメジャークラフトで使っているのは、竿ではなくタモです。使い勝手が分からないうちは安いもので、とコスパで選んだランディングシャフトセット (ファーストキャスト LSFC-500) が、たまたまメジャークラフトでした。5 月の三崎港ではこれでマルイカをすくい、目立ってダメだと感じたところはありません。それなら竿も良いのかもしれないと思い、次の 1 本に考えているセフィア XR (100g) と比べるつもりで、エギングロッド全シリーズを調べました。今の竿はセフィア BB S86ML (105g) です。メジャークラフトの竿は触ったことがないので、使用感は書かず、公式の番手説明とスペック (2026 年 10 月 22 日時点)、楽天の実売、自分の釣り方で比べます。
メジャークラフトのエギングロッドは何種類?ランク順と価格・自重 #
公式サイトのエギングのページにあるのは 6 シリーズで、安い順にファーストキャスト → ソルパラ → エギゾースト 1G → 3G → 5G → 7G です。同じ 86ML 前後で比べると、重さが一番軽いのは 3G で、そこから上は軽くなりません。
ファーストキャスト (26)
- 比べた機種
- FCE-862ML
- 自重
- 92g
- リールシート
- アップロック
- 本体価格 (税別)
- 7,000 円
- 実売 (楽天)
- 発売前
ソルパラ (24)
- 比べた機種
- SPE-862ML
- 自重
- 104g
- リールシート
- アップロック
- 本体価格 (税別)
- 11,600 円
- 実売 (楽天)
- 11,500 円
エギゾースト 1G
- 比べた機種
- EZ1-862ML
- 自重
- 104g
- リールシート
- アップロック
- 本体価格 (税別)
- 15,100 円
- 実売 (楽天)
- 14,950 円
エギゾースト 3G
- 比べた機種
- EZ3-842ML (8.4ft)
- 自重
- 72g
- リールシート
- ダウンロック
- 本体価格 (税別)
- 21,500 円
- 実売 (楽天)
- 21,300 円
エギゾースト 5G
- 比べた機種
- EZ5-862ML
- 自重
- 87g
- リールシート
- 公式に記載なし
- 本体価格 (税別)
- 28,000 円
- 実売 (楽天)
- 27,400 円
エギゾースト 7G (26)
- 比べた機種
- EZ7-852ML (8.5ft)
- 自重
- 88g
- リールシート
- ダウンロック
- 本体価格 (税別)
- 51,000 円
- 実売 (楽天)
- 50,500 円
| シリーズ | 比べた機種 | 自重 | リールシート | 本体価格 (税別) | 実売 (楽天) |
|---|---|---|---|---|---|
| ファーストキャスト (26) | FCE-862ML | 92g | アップロック | 7,000 円 | 発売前 |
| ソルパラ (24) | SPE-862ML | 104g | アップロック | 11,600 円 | 11,500 円 |
| エギゾースト 1G | EZ1-862ML | 104g | アップロック | 15,100 円 | 14,950 円 |
| エギゾースト 3G | EZ3-842ML (8.4ft) | 72g | ダウンロック | 21,500 円 | 21,300 円 |
| エギゾースト 5G | EZ5-862ML | 87g | 公式に記載なし | 28,000 円 | 27,400 円 |
| エギゾースト 7G (26) | EZ7-852ML (8.5ft) | 88g | ダウンロック | 51,000 円 | 50,500 円 |
自重・本体価格はメジャークラフト公式の各シリーズのページから。実売は 2026 年 10 月 22 日に楽天で調べた通常出品の中心値で、部品・セット品・別の番手を除いています。7G は 6 件、5G は 7 件と出品が少ないので目安です。メジャークラフトは先径 (穂先の太さ) を公表していないので、穂先の太さでは比べられません。
ダウンロックは、リールを固定するナットが後ろ (お尻側) にある形です。7G の公式は、ダウンロックで指が竿そのもの (ブランク) に触れられ、「かすかな違和感をも感知できます」と書いています。
表で目を引くのが 2 か所です。3G に 8.6ft の番手は無く、一番長いのが 8.4ft です。もう 1 つ、ファーストキャストの ML 3 機種は 88〜92g と、上のソルパラ・1G より軽い公式値です。同じファーストキャストの M は 107〜110g と 15g 以上離れているので、店頭で持ち比べてから信じたい数字として、公式値のまま載せています。
30 秒で選ぶ:釣り方・場所・天候からシリーズを決める #
やりたい釣りが決まれば、シリーズと番手はほぼ 1 つに絞れます。右の列は、そう言える公式の言葉です。
| やりたい釣り | シリーズと番手 | 根拠 (公式の言葉) |
|---|---|---|
| まず 1 本、1 万円以下で | ファーストキャスト FCE-832ML | 「エギングを始めるならこのモデルがオススメ」 |
| 足場の高い堤防・風の日に遠くへ | ソルパラ SPE-862ML | 「風の強い状況において、水面に少しでも近づけるこの長さ」 |
| 漁港を歩いて手前を探る | 1G EZ1-832M | 「手前の駆け上がりをテンポよく探るランガンスタイル」 |
| 一日しゃくって疲れたくない | 3G EZ3-812ML 842ML | 「こだわりは『軽さ』と『操作感』」 |
| 秋、見えているイカを釣る | 5G EZ5-862ML | 「サイトエギングやスレイカ狙いに必要な繊細なシャクリ」 |
| 晩秋から春、警戒心の強いイカ | 5G LRC (862ML/LRC) | 「餌木に無駄な動きをさせず、イカに違和感なく抱かす」 |
| 膝下から水深 5m のシャロー | 7G EZ7-782ML/M | 「膝下の超シャローエリアのストラクチャーをランガン」 |
| 春の大型を磯・サーフで | 7G EZ7-852M | 「シリーズの中で最もパワーを持たせたモデル」 |
| 夜、常夜灯の外側を小さいエギで | 1G EZ1-S832UL | 「ナイトで光の外側に着いたイカを釣ったり」 |
| ボートから投げる | ソルパラ SPE-782M 5G ショート | 「ボートからのエギングにもオススメ」 |
ファーストキャストとソルパラの違いは?重さと保証 #
違いは重さと保証です。ML の番手はファーストキャストが 88〜92g、ソルパラが 96〜104g と、安いファーストキャストのほうが軽い公式値です。保証はソルパラだけに付きます。どちらも 1 万円前後の入門帯で、K ガイド (糸絡みを減らすガイド) とアップロックは共通です。
ファーストキャストの公式の一文目は「最強コスパのファーストキャストがリニューアル!」です。2026 年 10 月発売予定の新型で、5 機種すべて本体 6,500〜7,000 円。公式は「1万円を切るルアーロッドでありながら、上位機種の設計思想を流用」と書いています。
- 合う人: 初めての 1 本を 1 万円以下で。秋から冬に 3 号前後を投げる (862ML)。中高生や小柄な人と一緒に始める (792ML は公式も「振り抜きやすい短めのレングス」)
- 合わない人: 穂先で選びたい人 (ソリッドもショートも無い)。発売直後に安く買いたい人 (2026 年 10 月 22 日時点で、楽天の単品の出品は 1 店だけ)。最初から 3G・5G が気になっている人は、安いエントリーモデルから入るより、迷わず 3G・5G を選ぶほうが買い直しが無く効率的です
- 選ぶなら: 832ML。公式が「エギングを始めるならこのモデル」と名指ししている番手です
タモも 1 本目は安いものから始めて、使ってみると意外と使いやすく感じています。もっと使いやすいタモを知らないだけかもしれません。竿の 1 本目も、何が自分に合うかを知るための 1 本と考えれば、本体 7,000 円のファーストキャストから入るのは筋の通った選び方です。
まず安いものから試すのは、私もおすすめします。ただ私の場合は、すぐ物足りなくなったり、上のクラスが気になり出したりして、結局買い足してしまいます。安く始めたつもりが、遠回りになっているところもあります。
ソルパラの一文目は「コスパに優れたソルパラにKガイド搭載!保証書対象商品に!」です。目玉は保証で、購入から 1 年 (メジャークラフトの WEB 会員登録で 3 年まで延長)、決まった免責金額で修理を受けられます。
- 合う人: 夜や足場の悪い磯で竿をぶつけそうな人。風の日や足場の高い堤防で 2.5〜3 号を遠投する (862ML)。ボートから春の大型を狙う (782M)
- 合わない人: 軽さを買いたい人。862ML で 104g は私の BB (105g) とほぼ同じです
- 選ぶなら: 862ML。公式が「足場の高いポイントや、風の強い状況」に名指しした番手です。秋も春も 1 本なら 862M (112g)
私は 1 本目の竿の穂先を、風の日に糸が絡んだまま投げて 3 釣行目で折りました。折る前提で考えると、穂先 (#1) の部品が楽天で 6,050 円のソルパラは、保証と合わせて一番気楽に使える竿です。
メジャークラフト 24ソルパラ エギング SPE-862ML
エギゾースト 1G はどんな竿?5G との違い #
1G は 862ML で 104g と 5G (87g) より 17g 重い代わりに、実売は 1 万円以上安い 14,950 円です。5G は穂先と曲がり方で竿を 4 タイプに分けていますが、1G は 8 機種のうち 4 機種がソリッドティップ (中まで詰まった細く曲がる穂先) で、1 つのシリーズの中で穂先を選べます。公式の一文目は「シャクリやすさを追求した新設計ブランク」で、従来モデルから 5% 軽くしたとありますが、重さはソルパラと同じで、軽さより番手の幅が強みです。
- 合う人: 足場の低い漁港で 3 号を操作して歩く (832ML)。穂先に出る小さなアタリを目で取る「ショアティップラン」をやってみたい (S862ML / S862M)。夜に常夜灯の外側を小さいエギで探る、ヤリイカやヒイカも狙う (S832UL)
- 合わない人: 軽さを買いたい人。風の日の夜が多い人がソリッドを選ぶこと (メジャークラフトは先径を出していないので、穂先の細さを数字で確かめられません)
- 選ぶなら: 862ML。公式は「遠投から足元までオールラウンドに使用可能な定番」。周年 1 本なら 862M
ソリッドの S862M には、公式に「浪や風の影響で無駄なロッドの動きをソリッドティップが吸収して餌木を安定させる」という説明があります。風の日に穂先を折った私には逆の発想に見えますが、メーカーは「風の日はソリッドのほうがエギが落ち着く」と言っています。
メジャークラフト エギゾースト1G EZ1-862ML
エギゾースト 3G の重さは?72g で一番軽い #
3G の重さは 812ML が 70g、842ML が 72g で、公表されている自重ではメジャークラフトのエギングロッドで一番軽い 2 本です。公式の一文目は「こだわりは『軽さ』と『操作感』」、続けて「クラス最軽量を感じてください」で、数字は宣言どおりです。5G・7G のどの ML 番手 (83〜89g) よりも軽く、ダイワのエメラルダス AIR 84ML-S (82g) より 10g 軽い公式値です。
- 合う人: 朝から夕方まで港を歩いて、しゃくり続ける。秋に 2.5〜3 号でテンポよく探る (812ML)。磯や足場の高い堤防で、糸の弛みを取りやすい長さが欲しい (842ML)
- 合わない人: 8.6ft 以上で遠投したい人 (最長 8.4ft)。短い 762 とソリッドの 772ML+/S・822ML+/S は 2026 年 9 月発売の追加分で、自重がまだ公表されていません
- 選ぶなら: 842ML。秋の 3 号を遠投して探る番手で、私の BB S86ML より 33g 軽くなります。春の大型もやるなら 842M (78g)
軽さがどこで効くかは、自分の取り込みの場面で考えました。三崎港の釣り座は海面から 2m ほどで、マルイカを寄せたときは左手に竿 (セフィア BB、105g)、右手にメジャークラフトのタモを持っていました。そのとき、竿を重いとはまったく感じていません。やりづらかったのは右手のほうで、手が滑ってシャフトが伸びすぎると網の位置が合わなくなります。72g の 3G で楽になるのは、取り込みの数十秒ではなく、そこまでしゃくり続ける時間だと私は考えています。
メジャークラフト エギゾースト3G EZ3-842ML
エギゾースト 3G と 5G の違いは?5G の 4 タイプ #
3G は軽さに振ったシリーズ、5G は穂先と曲がり方で 4 タイプに分けたシリーズです。86ML 前後では 3G (842ML) が 72g・実売 21,300 円、5G (862ML) が 87g・27,400 円で、長さは 3G が最長 8.4ft、5G は 8.6ft まであります。5G の公式の一文目は「次世代エギングロッド」で、売りは「ロッドのブレを最小限に抑える事を徹底追及した新構造ブランク『R360構造』」ですが、R360 構造は 3G にも使われています。
チューブラー
- 番手と自重
- 832ML 85g〜862M 91g
- どんな釣りか (公式の説明)
- ML は秋のサイトエギング・スレイカ、M は 2.5〜3.5 号の通年
ソリッドティップ
- 番手と自重
- S862M 90g
- どんな釣りか (公式の説明)
- 穂先でイカパンチを取るショアティップラン
ショート
- 番手と自重
- 782L 78g〜782M 90g
- どんな釣りか (公式の説明)
- 7.8ft。数センチ単位でエギを動かす、ボートエギング
LRC
ローレスポンス- 番手と自重
- 832ML 86g〜862M 92g
- どんな釣りか (公式の説明)
- しなやかに曲げて、エギに無駄な動きをさせない
LRC は、同じ 5G の通常モデルと逆向きの竿です。公式は「操作重視の通常モデルのシャープなブランクに比べ、全体的にしなやかに曲がる」と書いていて、晩秋から春の警戒心の高いイカに、エギを見切らせないことを狙っています。公式は「1日中シャクリ倒してても体への負担が少ない」「身切れも減少します」とも書いています。
- 合う人: 秋は見えているイカをサイトで、晩秋からは LRC で、と時期で竿を分けたい。ボートと陸の両方をやる (ショート)
- 合わない人: 軽さ目当ての人 (3G のほうが 15g ほど軽く、6,000 円ほど安い)。1 本で全部を済ませたい人には 4 タイプがかえって迷いになります
- 選ぶなら: チューブラーの 862ML。秋の 3 号が中心で 87g。晩秋から春が主戦場なら 862ML/LRC (89g)
メジャークラフト エギゾースト5G EZ5-862ML
エギゾースト 7G は何が違う?3G より重い最上位 #
7G が 3G・5G と違うのは素材とガイドです。高弾性の素材 (東レ M40X) と、トルザイトリング × チタンフレームのガイドを積み、公式は「ガイドを増やすことでエギへのレスポンスを高めました」と書いています。そのぶん重さは 852ML で 88g と、3G の 842ML より 16g 重い公式値です。公式の一文目は「進化を遂げ、すべておいて最上級」ですが、最上級なのは重さではなく、張り・感度・パワーです。
- 合う人: 潮の重みを感じながら、テンションをかけてゆっくり誘う (852ML。公式は「潮の重みを感じながらのテンションをかけた釣り方もアタリをしっかりと感じ取れます」)。春の大型を、磯・サーフ・高い釣り座から遠投で狙う (852M)。膝下から水深 5m のシャローを短い竿で撃つ (782ML/M)
- 合わない人: 軽さを買いたい人 (3G のほうが軽い)。予算 3 万円前後の人 (実売 50,500 円)
- 選ぶなら: 852ML。公式は「万能で使いやすく1年を通じて使用できる」。春の大型が中心なら 852M (92g)
メジャークラフト エギゾースト7G EZ7-852ML
なぜ 3G が一番軽い?上のグレードで足されるもの #
3G は軽さに、5G はブレの少なさに、7G は張りと感度に向けて部品を選んでいます。並べると、軽さに効く部品を一番多く積んでいるのが 3G です。
素材
- ソルパラ / 1G
- 中弾性カーボン (ソルパラ)
- 3G
- 東レ T1100G
- 5G
- 東レ T1100G
- 7G
- 東レ T1100G + M40X
竿の作り
- ソルパラ / 1G
- —
- 3G
- R360 構造
- 5G
- R360 構造
- 7G
- R360 製法
ガイド
- ソルパラ / 1G
- K ガイド
- 3G
- K ガイド
- 5G
- SiC-S + 穂先はカーボン枠
- 7G
- トルザイト × チタン枠、本数を増やした
手元
- ソルパラ / 1G
- アップロック
- 3G
- ダウンロック + 軽くした EVA
- 5G
- VSS シート (LRC・ショート)
- 7G
- ダウンロック (NVSS)
86ML 前後の自重
- ソルパラ / 1G
- 104g
- 3G
- 72g (842ML)
- 5G
- 87g
- 7G
- 88g (852ML)
| 役割 | ソルパラ / 1G | 3G | 5G | 7G |
|---|---|---|---|---|
| 素材 | 中弾性カーボン (ソルパラ) | 東レ T1100G | 東レ T1100G | 東レ T1100G + M40X |
| 竿の作り | — | R360 構造 | R360 構造 | R360 製法 |
| ガイド | K ガイド | K ガイド | SiC-S + 穂先はカーボン枠 | トルザイト × チタン枠、本数を増やした |
| 手元 | アップロック | ダウンロック + 軽くした EVA | VSS シート (LRC・ショート) | ダウンロック (NVSS) |
| 86ML 前後の自重 | 104g | 72g (842ML) | 87g | 88g (852ML) |
R360 構造は、カーボンの繊維を縦・右斜め・左斜め・横の 4 方向に並べた竿の作りです。公式は「従来のブランク表面のカーボンテープ補強とは異なり、ブランク自体を多軸方向のカーボンシートで構成」と書いていて、3G・5G・7G に共通です。
違いが出るのは竿の外側です。3G の公式は「軽量ブランクを生かすために糸巻からエポキシ樹脂、ロゴデザインと細かく設定」「EVAを軽量化」と、塗装やグリップの重さまで削ったと書いています。7G はチタン枠のガイドを増やしています。3G が 7G より軽いのは、この足し算と引き算の差だと私は読んでいます。
穂先の部品代は、軽さではなく本体の値段についてきます。私は穂先を折った経験があるので、本体と一緒に確かめました。
| 機種 | 穂先 (#1) の部品 | 本体の実売 |
|---|---|---|
| 24 ソルパラ SPE-862ML | 6,050 円 | 11,500 円 |
| エギゾースト 1G EZ1-862ML | 7,920 円 | 14,950 円 |
| エギゾースト 3G EZ3-842ML | 10,780 円 | 21,300 円 |
| エギゾースト 5G EZ5-862ML/LRC | 14,080 円 | 26,550 円 |
| 21 セフィア XR S86ML | 18,239 円 | 33,950 円 |
| 24 エメラルダス AIR 86ML・K | 35,802 円 | 48,500 円 |
部品は楽天のパーツ出品の価格 (2026 年 10 月 22 日、送料別)。5G のチューブラーと 7G の部品は出品がありませんでした。3G は 72g の軽さで、穂先の部品はセフィア XR の 6 割、エメラルダス AIR の 3 割です。
風・夜・足場で選ぶなら?私の釣り方に当てはめると #
天候と時間帯は、公式の番手説明にそのまま書かれているものだけを拾いました。私の釣果は 3 杯とも夜の常夜灯まわりで、風の日は 3 人でノーヒットだったことがあります。
- 風の日: 長さで水面に近づくなら SPE-862ML (公式「風の強い状況において、水面に少しでも近づけるこの長さが必要」)。穂先で風を受け流すなら EZ1-S862M (公式「浪や風の影響で無駄なロッドの動きをソリッドティップが吸収」)。私が風の日に何を見て何をやめたかはエギングは風速何メートルまで?に書きました
- 夜: 私は暗い中、竿を持つ手の感触だけでアタリを取っています。この釣り方に合うのは、指で竿に触れられるダウンロックの 3G・7G です。常夜灯の外側を小さいエギで探るなら EZ1-S832UL。夜の組み立ては夜エギングの記事にまとめています
- 晩秋から冬: FCE-862ML は公式も「秋から冬にかけてのエギングにオススメ」。警戒心が強くなる晩秋から春は 5G の LRC
- 足場の高い堤防・磯: SPE-862ML、EZ3-842ML (公式「磯場や足場が高い堤防にはラインのメンディングを行いやすい」)、EZ7-852ML
- 足場の低い漁港: EZ1-832ML (公式「足場の低いポイントや漁港などで使いやすい8ft3inch」)
雨の日は竿より釣り方 (底を取り直す) が変わるので、雨の日エギングの記事を見てください。
私の釣り方を、ここまでの公式の説明に当てはめました。
釣果は 3 杯とも夜、常夜灯まわり
- 合うもの
- ダウンロックの 3G・7G
- 外すもの
- —
暗い中、手の感触だけでアタリを取る
- 合うもの
- 指で竿に触れられるダウンロック
- 外すもの
- —
風の日に 1 本目の穂先を折った
- 合うもの
- チューブラーの穂先
- 外すもの
- ソリッドの番手 (1G の S、5G の S862M、3G の /S)
三崎港の釣り座は海面から 2m ほど
- 合うもの
- 3G 842ML (公式「足場が高い堤防」)
- 外すもの
- —
エギは 2.5〜3.5 号
- 合うもの
- ML (1.5〜3.5 号)
- 外すもの
- L・UL
今の竿は BB の 105g
- 合うもの
- 70〜80g 台に下がるもの
- 外すもの
- 104g のソルパラ・1G (今と重さが変わらない)
全部の条件を満たして候補に上がるのは、3G の EZ3-842ML です。夜に手元でアタリを取る釣り方にダウンロックが合い、2m の足場に公式が名指しした長さで、重さは BB より 33g 軽くなります。穂先の部品が 10,780 円と、折ったときの負担が XR の 6 割で済むのも、穂先を折ったことがある私には大きい点です。春も 3.5 号以上で大型を狙うなら、同じ 3G の 842M (78g、2.0〜4.0 号) です。公式は「特に春の大型を狙ってください」と書いています。
対抗は 7G の EZ7-852ML です。条件はすべて満たしますが、実売は 3G の 2 倍以上で、重さは 3G より 16g 重くなります。5G はダウンロックの記載が無く、軽さでも 3G に届かないので、候補から外しました。
ダイワ・シマノと比べると?自重と実売 #
3 社の 86ML 前後を並べると、同じ値段で一番軽い竿が手に入るのはメジャークラフトです。3G は本体 21,500 円で 72g。ダイワで 80g 台に入るのは本体 6.3 万円の AIR からで、シマノのセフィアはどのグレードも 99g より軽くなりません。

各シリーズの公式ページの最初の一文を、メーカーが一番こだわったことの宣言として読み、それが数字で裏付けられるかを確かめました。
| シリーズ | 公式の最初の一文 | 数字で見ると |
|---|---|---|
| ファーストキャスト | 「最強コスパ」 | 本体 6,500〜7,000 円。ML は 88〜92g |
| ソルパラ | 「Kガイド搭載!保証書対象商品に!」 | 保証は WEB 会員登録で 3 年まで。重さは 1G と同じ |
| エギゾースト 1G | 「シャクリやすさを追求」 | 従来比 5% 軽量。それでもソルパラと同じ 104g |
| エギゾースト 3G | 「クラス最軽量」 | 70〜78g。メジャークラフトで一番軽く、宣言どおり |
| エギゾースト 5G | 「次世代エギングロッド」 | 4 タイプ。重さは 3G より 15g 重い |
| エギゾースト 7G | 「すべておいて最上級」 | 素材とガイドは最上級。重さは 3G より重い |
出典はメジャークラフト公式の各シリーズのページ (2026 年 10 月 22 日)。ダイワとシマノの数字はエメラルダスのロッド 6 種の比較とセフィア 5 シリーズの比較の公式値です。
私の候補のセフィア XR S86ML (100g、実売 33,950 円) と数字だけを並べるとこうなります。
長さ
- セフィア XR S86ML
- 8.6ft
- 3G EZ3-842ML
- 8.4ft
- 5G EZ5-862ML
- 8.6ft
- 7G EZ7-852ML
- 8.5ft
自重
- セフィア XR S86ML
- 100g
- 3G EZ3-842ML
- 72g
- 5G EZ5-862ML
- 87g
- 7G EZ7-852ML
- 88g
先径
- セフィア XR S86ML
- 1.6mm
- 3G EZ3-842ML
- 非公表
- 5G EZ5-862ML
- 非公表
- 7G EZ7-852ML
- 非公表
実売 (楽天)
- セフィア XR S86ML
- 33,950 円
- 3G EZ3-842ML
- 21,300 円
- 5G EZ5-862ML
- 27,400 円
- 7G EZ7-852ML
- 50,500 円
穂先の部品
- セフィア XR S86ML
- 18,239 円
- 3G EZ3-842ML
- 10,780 円
- 5G EZ5-862ML
- 出品なし
- 7G EZ7-852ML
- 出品なし
| セフィア XR S86ML | 3G EZ3-842ML | 5G EZ5-862ML | 7G EZ7-852ML | |
|---|---|---|---|---|
| 長さ | 8.6ft | 8.4ft | 8.6ft | 8.5ft |
| 自重 | 100g | 72g | 87g | 88g |
| 先径 | 1.6mm | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 実売 (楽天) | 33,950 円 | 21,300 円 | 27,400 円 | 50,500 円 |
| 穂先の部品 | 18,239 円 | 10,780 円 | 出品なし | 出品なし |
XR より軽く安いのは 3G と 5G、XR より高いのは 7G です。比べられないのは穂先の太さで、私が竿を選ぶ一番の物差しにしてきた数字が、メジャークラフトでは公表されていません。
私はどうする?セフィア XR と比べた答え #
次の 1 本に私が求めるのは 3 つです。手に感触が伝わること、軽いこと、ガイドに糸が絡みにくいこと。この 3 つで、候補に上げた 3G・7G と、これまで本命だったセフィア XR を並べました。絡み防止の比べ役として 5G も入れています。
| 感触が伝わる | 軽さ | ガイドの絡み防止 | |
|---|---|---|---|
| 3G 842ML | ◯ ダウンロック + 軽くした EVA (公式「感度を向上」) | ◎ 72g | ◯ 富士の K ガイドフレーム |
| 5G 862ML | △ 公式の売りはブレの少なさ | ◯ 87g | ◎ 公式「糸がらみを抑えたオリジナルガイドセッティング」 |
| 7G 852ML | ◎ 高弾性の素材、チタン枠のガイド、ダウンロック | ◯ 88g | △ 公式は「糸抜け」が良好まで |
| セフィア XR S86ML | ◯ カーボンのグリップで振動の伝わりが約 1.3 倍 (公式) | △ 100g | ◎ X ガイド (公式「穂先の糸絡みを防ぐ」) |
3 つすべてで ◯ 以上なのは 3G だけでした。感触だけなら 7G、絡み防止なら 5G と XR が上ですが、XR は 100g で、軽さでは 4 本のうち一番弱くなります。
ガイドの差は、思っていたほど大きくないとも考えています。BB で私が糸を絡ませたのは、風が強いとき、エギが竿に乗らずに投げたとき、結びコブがガイドに入ったときの 3 つです。ガイドの形で防げるのは最後の 1 つだけで、毎回の釣りに効くのは感触と軽さのほうです。
今の私の答えは、3G を本命にして、店頭で 7G と握り比べてから決める、です。XR は絡み防止と感触では強いものの、軽さの条件を満たしません。
シマノ 21 セフィア XR S86ML
まとめ:迷ったときの 1 本 #
- まず 1 本、1 万円以下: ファーストキャスト FCE-832ML (2026 年 10 月発売予定)
- 1 万円前後で長く気楽に使う: ソルパラ SPE-862ML。保証は WEB 会員登録で 3 年、穂先の部品は 6,050 円
- 漁港を歩く、穂先でアタリを見たい: 1G (832ML / ソリッドの S862ML)
- 軽さを買う: 3G EZ3-842ML (72g、実売 21,300 円)。8.6ft が要るなら 5G
- 時期と釣り方で竿を分けたい: 5G (秋のサイトはチューブラー、晩秋から春は LRC)
- 張りと感度、春の大型の遠投: 7G EZ7-852ML / 852M
竿が決まったら、次は糸とリールです。ラインの太さはエギングのラインとリーダー、必要な道具の全体と予算はエギングタックルは何が必要?にまとめています。
買ったら、投げる前に穂先に糸が絡んでいないかを見る癖をつけてください。私が 3 釣行目に穂先を折ったのは、その一瞬を省いた風の日でした。
よくある質問
メジャークラフトのエギングロッドのランク順は?
メジャークラフトのロッドはなぜ安いの?
エギゾースト 3G と 5G の違いは?
メジャークラフトで一番パワーのあるエギングロッドは?
メジャークラフトのエギングロッドは今買っていい?
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マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。



