シマノのエギングロッド セフィアは 2 万円の BB から 10 万円のリミテッドまで 5 シリーズ。結局どれかと言えば、最初の 1 本は BB、BB の次は XR、操作と素材の質の両方を求める人はエクスチューン以上です。私の次の候補は XR です。
一番安い BB (2 万円) と一番高いリミテッド (10 万円) をほぼ同じ長さ・硬さ (8'6" ML と 8'5" ML+) で比べると、重さの差はわずか 6g (1 円玉 6 枚)。値段は 5 倍なのに、重さはほぼ同じです。私の 1 本目は 3 釣行目に穂先を折りました。先径 0.9mm の細い穂先のロッドでした。2 本目は丈夫さで BB を選び、10 釣行で不満はありません。ただ、リールを 24 ルビアスに替えて軽さの違いがはっきり分かり、ロッドもミドルクラスを考え始めました。予算は 3 万円前後です。
結論を先に書くと、操作の質を求めるなら XR、操作の質に加えて素材も最高峰を求めるならエクスチューンかリミテッド。BB 使いの私が次に 1 本足すなら XR の S86ML です。本体価格は税別 44,100 円で予算 3 万円を大きく超えますが、今の実売は 32,000 円前後 (2026 年 10 月 15 日、Yahoo!ショッピング) で、予算 3 万円前後にちょうど収まります。
私が使ったのは BB だけで、SS より上は実物を触っていません。そのため使用感は書かず、シマノ公式のスペック (2026 年 10 月時点)、新品の実売と中古の相場、自分の釣り方で判断します。

この記事の3つのポイント #
- 一番安い BB と一番高いリミテッドをほぼ同じ長さ・硬さ (8'6" ML と 8'5" ML+) で比べると、重さの差は 1 円玉 6 枚分 (105g → 99g)。値段は 5 倍。差は軽さではなく、ネジレとつぶれに強い構造・ガイド・グリップ・素材です
- 感度を上げる道は 2 本あります。穂先を細くする道 (-S のソリッド、安いが折れやすい) と、構造で上げる道 (XR 以上、穂先は 1.6mm のまま)。0.9mm を折った私は後者を選びます
- シリーズを上げて変わるのは 2 段階。BB → XR は「操作の質」(力が逃げない構造、絡みにくいガイド、手に伝わるグリップ、先径 1.6mm)。XR → リミテッドは「素材の質」(高弾性カーボンの反発 = しゃくった後の戻りの速さ)。自重は XR もエクスチューンも 100g で変わりません。私の次の候補は XR (実売 3.2 万円前後) です

シマノのエギングロッドは何種類?2026年10月のラインナップ #
シマノ公式サイトのロッド「エギング」カテゴリには 10 製品があります (2026 年 10 月 15 日時点)。専用ブランドのセフィアが 6 製品、セフィア以外の 1 万円台が 4 製品です。
| 製品 | 本体価格 (税別) | 位置づけ |
|---|---|---|
| セフィア リミテッド (LIMITED) | 100,000〜107,100 円 | 最上位。2025 年の新型、5 機種 |
| セフィア エクスチューン (XTUNE) | 72,000〜76,000 円 | 上位。2026 年の新型、5 機種 |
| セフィア エクスチューン MB | 58,500〜59,600 円 | 5 本継の携帯型、3 機種 |
| セフィア XR | 43,700〜46,700 円 | ミドル上位。2021 年発売、15 機種 |
| セフィア SS | 32,800〜35,700 円 | ミドル。2023 年の新型、14 機種 |
| セフィア BB | 19,100〜22,600 円 | エントリー。2022 年の新型、16 機種 |
| ソルティーアドバンス ショアモデル | 13,300〜16,600 円 | 汎用ソルトロッドのエギング推奨モデル |
| FREEGAME | 13,800〜17,100 円 | 振出式の汎用ロッド |
| ルアーマチック (ソルトルアー推奨) | 8,600〜11,900 円 | 汎用ルアーロッド |
| ルアーマチック MB | バリュープライス | 汎用の携帯型 |
ショアからの「エギング専用」として迷うのは、セフィアの BB・SS・XR・エクスチューン・リミテッドの 5 つです。検索の AI 要約や 2023 年以前の記事に出てくる「セフィア TT」は、この日の公式ラインナップにはありません。現行で TT の位置 (2 万円台のミドル) に近いのは SS です。エクスチューン MB は XR と同じ構造を 5 本継にした携帯用で、仕舞寸法 53〜56cm を優先する人の選択肢です。
セフィア以外の 4 製品を選ぶ人は、シーバスやアジも同じ竿でやりたい人、予算を 1 万円台前半に収めたい人です。その代わり、エギング専用の設計ではなく、シマノ公式の製品ページでは先径が機種ごとの表で並びません。1 本目を折った私が最初に見るべきだった数字は先径で、それが表で読める時点でセフィアの方が選びやすい、というのが私の判断です。BB との価格差は 6,000 円前後です。
5シリーズの違いはどこ?S86MLで横並びにすると自重差は6g #
同じ 8 フィート 6 インチ・ML で並べると、自重は BB の 105g からリミテッド (S85ML+) の 99g まで 6g しか変わりません。先径は 1.8mm から 1.6mm へ。価格は税別 20,500 円から 107,100 円です。差は重さではなく、ブランクスの構造・ガイド・グリップ・カーボン素材にあります。
自重
- 22 BB S86ML
- 105g
- 23 SS S86ML
- 102g
- 21 XR S86ML
- 100g
- 26 エクスチューン S86ML
- 100g
- 25 リミテッド S85ML+
- 99g
先径
- 22 BB S86ML
- 1.8mm
- 23 SS S86ML
- 1.8mm
- 21 XR S86ML
- 1.6mm
- 26 エクスチューン S86ML
- 1.6mm
- 25 リミテッド S85ML+
- 1.6mm
穂先
- 22 BB S86ML
- チューブラー
- 23 SS S86ML
- チューブラー
- 21 XR S86ML
- ソフチューブトップ
- 26 エクスチューン S86ML
- チューブラー
- 25 リミテッド S85ML+
- チューブラー
適合エギ
- 22 BB S86ML
- 1.8〜3.8 号
- 23 SS S86ML
- 1.8〜3.8 号
- 21 XR S86ML
- 1.8〜3.8 号
- 26 エクスチューン S86ML
- 1.8〜4 号
- 25 リミテッド S85ML+
- 1.8〜4 号
ブランクスの構造
- 22 BB S86ML
- ハイパワーX
- 23 SS S86ML
- スパイラルX + ハイパワーX
- 21 XR S86ML
- スパイラルXコア + ハイパワーX
- 26 エクスチューン S86ML
- スパイラルXコア + M40X
- 25 リミテッド S85ML+
- スパイラルXコア + M46X
ガイド
- 22 BB S86ML
- (材質の公式記載なし)
- 23 SS S86ML
- ステンレスフレーム SiC
- 21 XR S86ML
- Xガイド
- 26 エクスチューン S86ML
- フル Xガイド (チタン)
- 25 リミテッド S85ML+
- フル Xガイド
リールシート
- 22 BB S86ML
- シマノオリジナル
- 23 SS S86ML
- パーフェクションシートXT
- 21 XR S86ML
- (名称の公式記載なし)
- 26 エクスチューン S86ML
- (名称の公式記載なし。ナット部がコルク)
- 25 リミテッド S85ML+
- カーボンシェル (リールシート部までカーボンの中空構造)
リアグリップ
- 22 BB S86ML
- セパレート (EVA)
- 23 SS S86ML
- セパレート (EVA)
- 21 XR S86ML
- カーボンモノコック
- 26 エクスチューン S86ML
- カーボンモノコック
- 25 リミテッド S85ML+
- カーボンモノコック (ハイレゾ)
フロントグリップ
- 22 BB S86ML
- EVA
- 23 SS S86ML
- EVA
- 21 XR S86ML
- EVA
- 26 エクスチューン S86ML
- コルク (サイドフラット)
- 25 リミテッド S85ML+
- カーボンシェル
継ぎ
- 22 BB S86ML
- 逆並継
- 23 SS S86ML
- 逆並継
- 21 XR S86ML
- 逆並継
- 26 エクスチューン S86ML
- インロー
- 25 リミテッド S85ML+
- インロー
本体価格 (税別)
- 22 BB S86ML
- 20,500 円
- 23 SS S86ML
- 33,700 円
- 21 XR S86ML
- 44,100 円
- 26 エクスチューン S86ML
- 74,000 円
- 25 リミテッド S85ML+
- 107,100 円
| S86ML 相当 | 22 BB S86ML | 23 SS S86ML | 21 XR S86ML | 26 エクスチューン S86ML | 25 リミテッド S85ML+ |
|---|---|---|---|---|---|
| 自重 | 105g | 102g | 100g | 100g | 99g |
| 先径 | 1.8mm | 1.8mm | 1.6mm | 1.6mm | 1.6mm |
| 穂先 | チューブラー | チューブラー | ソフチューブトップ | チューブラー | チューブラー |
| 適合エギ | 1.8〜3.8 号 | 1.8〜3.8 号 | 1.8〜3.8 号 | 1.8〜4 号 | 1.8〜4 号 |
| ブランクスの構造 | ハイパワーX | スパイラルX + ハイパワーX | スパイラルXコア + ハイパワーX | スパイラルXコア + M40X | スパイラルXコア + M46X |
| ガイド | (材質の公式記載なし) | ステンレスフレーム SiC | Xガイド | フル Xガイド (チタン) | フル Xガイド |
| リールシート | シマノオリジナル | パーフェクションシートXT | (名称の公式記載なし) | (名称の公式記載なし。ナット部がコルク) | カーボンシェル (リールシート部までカーボンの中空構造) |
| リアグリップ | セパレート (EVA) | セパレート (EVA) | カーボンモノコック | カーボンモノコック | カーボンモノコック (ハイレゾ) |
| フロントグリップ | EVA | EVA | EVA | コルク (サイドフラット) | カーボンシェル |
| 継ぎ | 逆並継 | 逆並継 | 逆並継 | インロー | インロー |
| 本体価格 (税別) | 20,500 円 | 33,700 円 | 44,100 円 | 74,000 円 | 107,100 円 |
出典はシマノ公式の各製品ページのスペック表 (2026 年 10 月 15 日時点)。リミテッドには S86ML が無いので、最も近い S85ML+ を置いています。
10 行を全部読む必要はありません。見る順は、自重 → 先径 → 穂先の種類 → 価格です。BB の 105g を 10 釣行で重いと感じたことはありませんが、リールを 24 ルビアスに替えて軽さの差がはっきり分かってからは、ロッドももっと軽くできるのではと気になっています。
それでも同じ番手で並べたこの 5 本では、自重は決め手になりません。差は 6g (1 円玉 6 枚) です。適合エギの「3.8 号」と「4 号」の差も、春に 4 号を投げる人だけに意味があります。お金で買っているのは「ネジレとつぶれに強い構造」「糸絡みしにくいガイド」「振動を伝えるグリップ」「高弾性の素材」で、それぞれが何をしてくれるかを次の節にまとめました。
ただし、上のシリーズほど全部が良くなるわけではありません。公式値で逆になる点が 3 つあります。
- 穂先の選択肢は XR が一番広い: XR にはソフチューブトップ (5 番手) とソリッドのタフテック∞ (4 番手) がありますが、エクスチューンとリミテッドの公式ページにはどちらの記載もなく、全機種チューブラーです。繊細な穂先が欲しい人は、上に行くほど選べなくなります
- 番手の数は下のシリーズほど多い: BB 16、XR 15、SS 14 に対して、エクスチューンとリミテッドは 5 ずつ。長さや硬さをこまかく選びたい人には、下のシリーズの方が向きます
- リールシートは SS の方が新しい: 2023 年の SS にはパーフェクションシートXT の記載がありますが、2021 年の XR のページにはリールシートの名称の記載がありません。XR のカーボンモノコックは後ろのグリップの話で、リールシートの設計は SS が後発です
フロントグリップの素材 (EVA → コルク → カーボンシェル) は上下ではなく好みの領域です。
構造とパーツは何をしてくれる?困りごとから見る用語表 #
ハイパワーX
BB から全部- 無いと何が起きるか
- キャストやしゃくりで力をかけた瞬間、ブランクスがねじれて力が横に逃げる。狙った方向に飛ばず、しゃくりの力がエギまで届かない
- 何をしてくれるか
- 一番外側にカーボンテープを X 状に締め上げ、ネジレを抑えて意図した方向に曲がらせる
- こんな人・釣り方をサポート
- 全員の土台。フルキャストで遠投する人、大きくしゃくる人
スパイラルX
SS- 無いと何が起きるか
- 曲げた瞬間に断面がつぶれて反発が抜け、ジャークの力がロスする。操作感が安定しない
- 何をしてくれるか
- 内側と外側に逆向きの斜め巻きを足した三層構造で、軽さを保ったままネジリ剛性とつぶれ剛性を上げる (公式: ジャーク性能の向上、パワーロスの低減)
- こんな人・釣り方をサポート
- しゃくりでエギをキレよく動かしたい人。秋の数釣りでテンポよく投げ続ける人
スパイラルXコア
XR から上- 無いと何が起きるか
- 同上。3.5〜4 号の重いエギや大型の引きで、スパイラルX でも足りない場面
- 何をしてくれるか
- テープの樹脂を高強度のものに替えた上位版。スパイラルX 比でネジリ強度 10%・つぶれ強度 15% アップ
- こんな人・釣り方をサポート
- 春の大型を 4 号で狙う人。磯や堤防先端で風に向かってフルキャストする人
Xガイド
XR から上- 無いと何が起きるか
- 穂先にラインが絡んだまま投げて折る (私の 1 本目)。糸抜けが悪いと飛距離が落ちる
- 何をしてくれるか
- 冷間鍛造で段差を無くした立体フレームで、一番トラブルの多い穂先の糸絡みを防ぎ、糸抜けを滑らかにする。
- こんな人・釣り方をサポート
- 夜や風の日に投げる人。0.4〜0.6 号の細い PE を使う人
フル Xガイド
エクスチューン / リミテッド- 無いと何が起きるか
- 一部のガイドが一般的なものだと、そこでラインの抵抗が残り、振り抜きの軽さと糸抜けの良さが穂先側だけで終わる
- 何をしてくれるか
- 穂先から元まで全部を Xガイドにしたもの。ライン放出の抵抗を減らして軽い振り抜きと遠投性能を上げ、風の中でしゃくり続けてラインがたるんでも、元側のガイドまで糸絡みを防ぐ
- こんな人・釣り方をサポート
- 夜や風の日に投げる人。0.4〜0.6 号の細い PE を使う人。遠投で差を出したい人。ロングの番手を振る人
カーボンモノコックグリップ
XR から上- 無いと何が起きるか
- 夜や濁りで穂先が見えず、アタリも着底も手の感触だけが頼りになる
- 何をしてくれるか
- リアグリップをカーボンだけの中空構造で一体成型し、振動伝達率を約 1.3 倍に (一般的なセパレートグリップ比)。リミテッドはハイレゾタイプ (肉薄の多面体にした専用形状)
- こんな人・釣り方をサポート
- 夜がメインの人。手感でアタリと底を取る人。深場
コルク
カーボンシェルグリップ
- 無いと何が起きるか
- BB〜XR のフロントグリップは EVA。握った感触と振動の伝わり方は素材で変わる
- 何をしてくれるか
- エクスチューンはサイドを平らに削ったコルクで握りの回転を抑える。リミテッドはリールシートごとカーボンの中空構造にして振動を伝える
- こんな人・釣り方をサポート
- 握りの感触にこだわる人。リールシート部分でもアタリを感じたい人
パーフェクションシートXT
SS- 無いと何が起きるか
- リールシートの段差に指が当たり、一日握ると握り直しが増える
- 何をしてくれるか
- 段差をできるだけ無くし、軽い力でも握りやすい形。ホールド感と軽量化
- こんな人・釣り方をサポート
- 一日中握り続ける人。手の小さい人
M40X
M46X
- 無いと何が起きるか
- 同じパワーを出そうとするとブランクスが太く重くなる
- 何をしてくれるか
- 東レの高弾性カーボン。細身で高反発。しゃくりの入力に対してブランクスが素早く戻る (ロッド全体の自重は XR と同じ 100g)
- こんな人・釣り方をサポート
- 大型をロッドの反発で獲りたい人。キャストを最上位の反発で伸ばしたい人
チューブラー
ソリッド
- 無いと何が起きるか
- 太いチューブラーは小さなアタリを弾きやすく、細いソリッドは絡み・ぶつけで折れやすい
- 何をしてくれるか
- チューブラーは中が空洞で太く丈夫、張りがある。ソリッドは中まで詰まっていて細くしなやか。品番の -S がソリッド
- こんな人・釣り方をサポート
- チューブラーは夜や風の日に穂先を気にせず扱いたい人。ソリッドは穂先の変化でアタリを取る人
ソフチューブトップ
XR の ML 系、BB・SS の S86L など- 無いと何が起きるか
- チューブラーは丈夫だが硬く、小さなアタリを弾きやすい
- 何をしてくれるか
- チューブラーの太さのまま、ソリッド並みのしなやかさを加える
- こんな人・釣り方をサポート
- 穂先の太さは保ちたいが、繊細さも少し欲しい人
タフテック∞
各シリーズの -S- 無いと何が起きるか
- ソリッドは繊細だが細く、絡み・ぶつけで折れやすい
- 何をしてくれるか
- 一般的なソリッド比で巻き込み強度 3 倍・巻き込み量 5 倍の高強度ソリッド
- こんな人・釣り方をサポート
- 穂先の変化でアタリを取る人。2.5 号・ヒイカなど軽いエギ
「何が起きるか / 何をしてくれるか」はシマノ公式の説明を噛み砕いたもの、「サポートする人」は私の整理です。BB にはハイパワーX だけが付いていますが、3〜3.5 号中心の私にはこの土台で足りています。足りなくなる順は、表の上から下です。
この表を自分の釣りに当てると、こうなります。反発でルアーが動く感覚は、アカムツジギングでしゃくった時にロッドの戻る力でジグが跳ねるのを体で知っていて、エギも同じです。つぶれ剛性はその戻る力を逃がさない構造なので、しゃくりのキレを求める段階になったら効く、と理解しました。
糸絡みは BB で何度か起きていて、風が強い時、キャストでエギがロッドに乗っていない時、PE とリーダーの結びコブや端糸が大きくてガイドの中まで入っている時の 3 つに限られます。Xガイドはこの 3 つ目を助けてくれる機能です。アタリは「しゃくったら重かった」で気づいていて、手に来る・ラインが走るはまだ感じ切れていません。着底はラインのふけで取っています。
つまり今の私は手に来る振動を頼りに釣っていませんでしたが、カーボンモノコックで振動が 1.3 倍になることで、着底やアタリを手で取れるようになり、「しゃくったら重かった」で気づく釣りから、手に来た瞬間に合わせる釣りへ、楽しみ方そのものが変わるのではと期待しています。

BBからSSに替える意味はある?差は1.3万円とスパイラルX #
SS は BB と同じ先径 1.8mm・同じセパレートグリップで、ブランクスにスパイラルX、リールシートにパーフェクションシートXT が足されます。BB からの買い替えとしては弱い、が私の判断です。ただし、これから最初の 1 本を買う人には答えが変わります。
自重
先径
- 22 BB
- 105g
1.8mm - 23 SS
- 102g
1.8mm
ブランクス
- 22 BB
- ハイパワーX
- 23 SS
- スパイラルX + ハイパワーX
リールシート
- 22 BB
- シマノオリジナル
- 23 SS
- パーフェクションシートXT
本体価格
税別- 22 BB
- 20,500 円
- 23 SS
- 33,700 円
新品の実売
2026 年 10 月 15 日、Yahoo!ショッピング- 22 BB
- 14,880 円
- 23 SS
- 22,816 円
10 釣行で BB に感じているのは「キャストもしゃくりも素直で、岩にエギが触れるとコツッと伝わる」で、ネジレやつぶれで力が逃げたと分かる場面にはまだ出会っていません。同じ先径・同じグリップ形式の SS に 1.3 万円を足して変わるのは、ブランクスの剛性とリールシートです。BB で満足している人が「次の 1 本」として SS を買うと、性格が近すぎて差を感じにくいはずです。
これから最初の 1 本を買う人なら SS はありです。予算が許せば、BB との差 1.3 万円 (実売では 8,000 円、Yahoo!ショッピング) で、スパイラルX とパーフェクションシートXT が最初から付いてきます。
BB にして浮いた 8,000 円をリールに回す方が、一日中投げる釣りの疲労には効く、という考え方もあります。その理由は エギングリールをクラスで考えた記事 に書きました。
もう 1 つ、SS には S86L (L パワー) という選択肢があります。先径 1.6mm のソフチューブトップで、エギは 1.5〜3.5 号。3〜3.5 号中心の釣りなら足り、XR S86ML と同じ穂先の性格を SS の価格で手にできます。
BB は新品 1.5〜1.7 万円 (2026 年 10 月 15 日、Yahoo!ショッピング 14,880 円・楽天 16,785 円)。価格は日で変わるので、今の値段だけ見ておくと比べやすいです。
シマノ 22セフィアBB S86ML
SS S86ML は新品 2.3〜2.5 万円 (同日、Yahoo!ショッピング 22,816 円・楽天 24,875 円)。最初の 1 本にスパイラルX とパーフェクションシートXT を付けておきたい人向けです。
シマノ 23 セフィア SS S86ML
XRが「ミドルの本命」なのはなぜ?エクスチューンと同じ3つを4万円台で #
XR は、スパイラルXコア・Xガイド・カーボンモノコックグリップの 3 つを、エクスチューン・リミテッドと共通で積んでいます。公式も「上位モデルに迫る高い性能」と書いています。税別 43,700〜46,700 円、15 機種、先径 1.6mm。BB 使いが次に足すなら、私の第一候補です。
理由は 3 つあります。
- 差 2.4 万円で骨格が揃う: BB との本体価格の差 (S86ML) で、上位 2 シリーズと同じ機構が手に入ります。エクスチューンとリミテッドで足されるのは、この上の高弾性素材とガイド・グリップの素材です。XR は、お金で買える機構の「骨格」を全部持っています
- 先径 1.6mm のソフチューブトップ: BB の 1.8mm との差は 0.2mm。公式には「軽量・高感度のチューブラー穂先にソリッド並みのしなやかさをプラス」とあります。0.9mm を折った私には、1.6mm のチューブラーが許容できる下限です (穂先の節で詳しく)
- 15 機種から番手を選べる: 5 シリーズで最多で、7'3" のヒイカ用ソリッドから 9'0" の H パワーまで。私なら、秋のシャローで小型中心なら S83L (98g、1.8〜3.5 号)、春に 4 号で大型を狙うなら S86M、遠投や磯なら S89ML と分けます。S86ML にするのは、BB と同じ番手にして構造の差だけを自分の手で比べたいからです
弱点も書きます。XR は 2021 年発売で、5 シリーズでは最も古いモデルです (SS 2023、BB 2022、リミテッド 2025、エクスチューン 2026)。操作の質には優れているものの 2021 年モデルのため、リールシートなどは後発の SS の方が部分的に優れている点もあります。公式サイトに後継の告知はありません (2026 年 10 月時点)。買い時の考え方は FAQ の最後に書きました。
XR S86ML は新品 3.2〜3.5 万円 (2026 年 10 月 15 日、Yahoo!ショッピング 32,000 円・楽天 34,957 円)。向いているのは、BB で基本動作を身につけて「次の 1 本」を探している人、先径 1.6〜1.8mm の安心感を保ったまま感度を上げたい人です。最初の 1 本でも、予算 3 万円が出せるなら XR はありです。私が BB を勧めるのは「まず安く始めて、折らない扱いを覚えてから」の順が安全だからで、XR で始めて困る理由はありません。コストを抑えたい人は BB でも問題ありませんし、操作と素材の質の両方を求める人はエクスチューン以上です。
シマノ 21 セフィア XR S86ML
エクスチューンとリミテッドは買うべき?誰のための1本か #
2026 年の新型エクスチューン (5 機種、税別 72,000〜76,000 円) はリミテッドの設計思想を継承し、高弾性カーボン「M40X」・フル Xガイド (チタン)・サイドをスライスしたコルクグリップを積みます。2025 年の新型リミテッド (5 機種、100,000〜107,100 円) は「M46X」とカーボンシェルグリップ。
公式ページの記述を整理すると、両者の差は素材とグリップです。エクスチューンは全機種に M40X を採用し「細身・軽量・高反発」。ただし S86ML の自重は XR と同じ 100g で、公式のインプレッションでも「スペック上の軽さではなく、現場での操作のしやすさ」にこだわったとあります。フロントグリップはコルクをサイドで平らに削って回転を抑える形。リミテッドは M46X とカーボンシェルグリップで、インストラクターの湯川マサタカさんのインプレッションには「遠投したエギをシャクって、エギの頭が左右どちらに向いているかがわかる」という感度の表現があります。同じインプレッションに、リミテッドとエクスチューンでレングスが 1 本も重複しないとあり、2 つで 10 機種の上位ラインナップを作る設計です。
それでも買う人の番手は 2 つに絞れます。エクスチューンの S86ML は公式が「下位シリーズからのステップアップ最初の 1 本としても最適」と書く王道で、もう 1 つは公式が目玉にする S88L+ (2.5〜3 号を繊細に扱い、4 号もフルキャストできる L パワー)。私なら、BB と比べられる S86ML です。
本体価格は XR の 1.7〜2.4 倍です (税別 74,000 円と 107,100 円、XR は 44,100 円)。差額で買うのは素材の質で、M40X / M46X の反発 (しゃくった後の戻りの速さ) と、フル Xガイド、コルクやカーボンシェルのグリップです。機構の骨格は XR で揃っているので、この差額は「同じ操作をもっと気持ちよくする代金」だと私は見ています。
向いているのは、3kg 級の春イカを本気で狙う人、ロッドを曲げてイカの引きを味わうことに価値を置く人、リミテッドの S84L+ のように「L パワーで 4 号まで」という独自の番手に惹かれる人。上手くなりたい人、すでにエキスパートの人、最高級の道具を使いたい人など理由はそれぞれでよくて、操作と素材の質を求める人がこの 2 つを使えば、その代金ぶんの快適さと楽しさを味わえます。
エクスチューン S86ML は税別 74,000 円。実売は 10 月 15 日の楽天ロッドランキングで S85M が 60,942 円 (25 位) でした。
シマノ 26 セフィア エクスチューン S86ML
リミテッド S85ML+ は税別 107,100 円。「最高峰を 1 本」の人向けで、私は値段を見るだけです。
シマノ 25 セフィア リミテッド S85ML+
SSとXRで迷ったら?売る前提の持ち出しで差は約3,500円 #
この計算が要るのは、SS と XR で迷っている人と、BB の予算で SS が気になる人です。予算に余裕がある人と、売らずに使い切る人は読み飛ばして構いません。
本体価格の階段は 20,500 円 → 33,700 円 → 44,100 円ですが、実際に財布から出ていくのは「新品で払った額 − 手放す時に戻る額」です。2026 年 10 月 15 日に、新品は Yahoo!ショッピングの最安、中古はメルカリの売り切れ品を、同じ番手・ソリッド (-S) 以外・未使用やジャンクを除いて集めました。
22 BB
- 新品 (Yahoo!ショッピング)
- 14,880 円
- 中古 (メルカリ 売り切れ品)
- 約 11,000 円 (3 件)
- 持ち出し (新品 − 中古)
- 約 3,900 円
23 SS
- 新品 (Yahoo!ショッピング)
- 22,816 円
- 中古 (メルカリ 売り切れ品)
- 約 18,800 円 (5 件)
- 持ち出し (新品 − 中古)
- 約 4,000 円
21 XR
- 新品 (Yahoo!ショッピング)
- 32,000 円
- 中古 (メルカリ 売り切れ品)
- 約 24,500 円 (7 件)
- 持ち出し (新品 − 中古)
- 約 7,500 円
| S86ML | 新品 (Yahoo!ショッピング) | 中古 (メルカリ 売り切れ品) | 持ち出し (新品 − 中古) |
|---|---|---|---|
| 22 BB | 14,880 円 | 約 11,000 円 (3 件) | 約 3,900 円 |
| 23 SS | 22,816 円 | 約 18,800 円 (5 件) | 約 4,000 円 |
| 21 XR | 32,000 円 | 約 24,500 円 (7 件) | 約 7,500 円 |
読み取れることは 3 つです。
- BB と SS の持ち出しはほぼ同じ (差は約 100 円)。売る前提なら、最初の 1 本を SS にしても財布は同じです
- SS と XR の差は約 3,500 円。新品の価格差 9,200 円が、売る前提ではここまで縮みます。約 3,500 円の上乗せで、上位と同じ骨格が手に入ります
- 値落ち率は 3 本とも 7〜8 割で、上位ほど値持ちが良いという差はありませんでした。「XR は高いが値落ちしにくいから得」とは言えません。差を縮めているのは、XR の中古が安定して 2.5 万円前後で売れている事実です
注意点も書きます。中古は BB 3 件・SS 5 件・XR 7 件と少なく、相場と言うには弱い数字です。XR は 2021 年モデルなので、後継が出れば中古は下がります。中古の額は売る時の手数料 (10% 前後) と送料を引く前の数字で、3 本とも同じ比率で目減りします。それでも、新品の価格差 9,200 円が売る前提では約 3,500 円に縮む、という形は変わりません。私なら、この 3,500 円で 1 段上の骨格を取ります。
穂先はソリッド(-S)とチューブラーどっち?私は0.9mmを折った #
5 シリーズとも、品番の末尾に -S が付く機種がソリッド穂先 (タフテック∞) で、先径は 0.9〜1.3mm。それ以外はチューブラーで 1.6〜1.8mm、XR の ML 系はソフチューブトップです。私は 2 本目でも -S を選びません。1 本目の 0.9mm を、3 釣行目に折ったからです。
折った状況は セフィア BB のレビュー に書いたとおりです。タカミヤの REAL METHOD EGING-GRII 86ML-S という先径 0.9mm のロッドで、風が強い日に穂先へのライン絡みに気づかないままキャストして折りました。直接の原因はラインの管理不足で、ラインとリーダーの記事 にも書きました。ただ同時に、当時の経験値で 0.9mm を扱い切るのは早かった、とも感じています。折れた穂先は今も手元にあります。
上:22 セフィア BB S86ML の穂先 (1.8mm)、下:折れた REAL METHOD 86ML-S の穂先 (先径 0.9mm)
BB の 1.8mm は、何度か絡んだままになっても折れていません。ぶつけたり踏んだりは無いので丈夫さを試したわけではありませんが、「絡みに気づかなくても折れない余裕」が 0.9mm との違いでした。折ってから守っていることは 3 つです。
- 風が強い日は、キャストの前に穂先を目で見てから投げる (夜はヘッドライトで照らす)
- エギがロッドに乗る位置 (穂先から垂らした時にぶら下がる位置) を確かめてから投げる。乗っていない時に絡みやすい
- PE とリーダーの結束は、結びコブを小さく、端糸を短く仕上げる。コブや端糸がガイドの中まで入る長さだと、キャストのたびにガイドに当たって一番絡む
細い穂先の利点は認めます。ソリッドは微細なアタリを穂先の変化で取る釣りに向き、シマノはタフテック∞を「一般的なソリッドに対して巻き込み強度 3 倍、巻き込み量 5 倍」と説明しています。私が折ったのはタカミヤのロッドなので、セフィアの -S が同じ場面で折れるかは分かりません。それでも、夜が中心で風の日も行く私には、暗がりで穂先を気にせず扱える 1.6〜1.8mm が合っています。
落とし所が XR S86ML のソフチューブトップです。先径 1.6mm はチューブラーのまま、公式には「ソリッド並みのしなやかさ」。BB の 1.8mm から 0.2mm 細くなるだけで、穂先の性格を少し繊細な側に寄せられます。私は夜の釣りが多く、アタリは「しゃくったら重かった」で気づく段階なので、0.9mm まで細くする必要は感じていません。ただ昼に行く日もあるので穂先の繊細さも少しは欲しく、1.6mm はそのちょうどいい所です。アタリを穂先で取る釣りをすでにイメージできている人には、XR にも S86ML-S (0.9mm) があります。
一番人気はどれ?売れ筋とダイワとの比較 #
2026 年 10 月 15 日の楽天「ロッド・竿本体」ランキング上位 120 で、エギングロッドの最上位はダイワの 25 エメラルダス X 86ML・J (14,322 円) でした。シマノのショア用で 120 位内に入ったのは 26 セフィア エクスチューン S85M (25 位、60,942 円) だけ。Yahoo!ショッピングの釣り全体では 22 セフィア BB S86ML が 52 位 (15,785 円) です。
8 月の観測では、楽天のフィッシング全体で 22 セフィア BB が 177・180・214 位に 3 本入り、エメラルダス X と並ぶエントリーの 2 大定番でした。10 月の観測で順位は動いていますが、「シマノのエギングロッドで一番売れているのは BB」という構図は変わっていないと見ています。モールのランキングは日ごとに動くので、時点付きの観測としてお読みください。
人気順で選んでよいかは、人によります。人気 1 位がエントリーになるのは母数の差で当然なので、年に数回の釣りで「まず始めたい」人は人気順で BB を選んで正解です。逆に、この記事の読者のように「BB の次」を探している人は、人気順では選べません。売れ筋は入り口の答えで、2 本目の答えではないからです。
「ダイワかシマノか」については、私の答えは身も蓋もありません。2021 年にリールの 18 セフィア BB を先に買い、ロッドも何となくセフィアで揃えました。ロッドをダイワにしていたら釣果が変わったとは思いません。揃える利点はデザインの統一と、迷いが減ることです。
だから次の 1 本はシマノに縛らず、この記事と同じ軸 (先径・穂先・自重・構造・価格・売る時の相場) で エメラルダス のロッドも並べてから決めます。
どんな人にどのシリーズ?目的別の選び方と代償 #
5 シリーズを「性能の順」でなく「何を求める人か」で並べ直します。それぞれ、得るものと引き換えに払う代償も書きます。
コストを抑えたい
- 私の答え
- BB S86ML (新品 1.5〜1.7 万円)
- 代償
- 構造はハイパワーX のみ。私には不足が無いが、上位の剛性・グリップは無い
まず始めてみたい
- 私の答え
- BB S86ML (先径 1.8mm)。予算が許せば SS S86ML
- 代償
- 扱いに気を使わずに済む分、穂先で取る繊細なアタリは苦手。アタリはしゃくりの重さで取る釣りになる
穂先の感度を上げたい
- 私の答え
- 各シリーズの -S (ソリッド)。最安は BB S86ML-S (0.9mm、税別 22,200 円)
- 代償
- 先径が半分になり、折れやすくなる。暗がり・風の日・ライン絡みに神経を使う。0.9mm を 3 釣行で折った
穂先は太いまま感度を上げたい
- 私の答え
- XR S86ML (1.6mm ソフチューブトップ、新品 3.2〜3.5 万円)
- 代償
- 新品で SS より約 9,000 円高い (売る前提なら約 3,500 円)。構造とグリップで感度を上げる道で、穂先の繊細さは -S に及ばない
操作と素材の質、両方を求める
- 私の答え
- エクスチューン (税別 72,000 円〜) かリミテッド (税別 100,000 円〜)
- 代償
- 本体価格は BB の 3.6〜5.2 倍、XR の 1.7〜2.4 倍。差額で買うのは素材の質で、同じ操作をもっと気持ちよくする代金
軽さ
- 私の答え
- 同じ番手ならどのシリーズも同じ (S86ML 相当で差は 6g)。番手を落としても 1 桁 g
- 代償
- 軽さはロッドの階段では買えない。リール側の方が差が大きい (18 セフィア BB → 24 ルビアスではっきり分かった)
持ち運び
- 私の答え
- エクスチューン MB (仕舞 53〜56cm)
- 代償
- XR と同じ構造で 1.5 万円ほど高い。5 本継
感度を上げる道は 2 本あって、安いのは穂先を細くする道、高いのは構造で上げる道です。穂先を細くする道は、感度と引き換えに「折れやすさ」と「気を使う時間」を払います。それを払えるかどうかは、どこで何時に釣るかで決まります。昼の澄んだ水で穂先を見て釣る人は払えます。夜が中心で風の日も行く私は払えなかった、が 1 本目の結論でした。
私はどうする?BBの次の1本の現在地 #
私の現在地は、ロッドが 22 セフィア BB S86ML (10 釣行、不満なし)、リールが 18 セフィア BB C3000S から 24 ルビアス LT2500S-XH へ (10 月 12 日に初実釣)。リールの軽さの違いがはっきり分かったので、ロッドも軽いものをと考え始めました。ただ上の表のとおり、同じ番手で軽さは買えません。一番長い釣行は 6 時間で、疲れは腕に出ます。グローブは使っていて、手の疲れや握り直しは気になっていません。
条件は 4 つです。8'6" の ML か L、先径 1.6mm 以上かソフチューブトップ、自重 100g 前後、予算は 3 万円前後。この条件でシマノから選ぶなら、実売 3.2 万円で予算内の XR S86ML か、1 万円安く 1.6mm のソフチューブトップを取る SS S86L (新品 2.2 万円) の 2 つです。私は前者に傾いています。1 万円で骨格が 1 段上がるなら、穂先の性格だけ寄せるより価値があると考えるからです。店頭ではまだ SS も XR も触っていないので、手に取った時に答えが変わる余地は残しています。
メーカーはまだ決めていません。次はダイワのエメラルダスを同じ軸で並べて、2 社の候補が揃ってから、気に入った 1 本が見つかった時に買います。
まとめ #
- シマノ公式のエギング用ロッドは 10 製品。ショアの専用機として迷うのはセフィアの BB・SS・XR・エクスチューン・リミテッドの 5 シリーズ (2026 年 10 月時点)
- 一番安い BB と一番高いリミテッドの重さの差は 6g、値段は 5 倍。差は軽さでなく、ネジレとつぶれに強い構造 (ハイパワーX → スパイラルX → スパイラルXコア → M40X/M46X)・ガイド・グリップ
- 感度を上げる道は 2 本。穂先を細くする -S は安いが折れやすく、構造で上げる XR 以上は穂先が 1.6mm のまま。0.9mm を折った私は後者
- シリーズで変わるのは 2 段階。BB → XR は操作の質 (構造・ガイド・グリップ・先径 1.6mm)、XR → リミテッドは素材の質 (高弾性カーボンの反発)。自重は XR とエクスチューンで同じ 100g
最初の 1 本なら BB、予算が許せば SS。BB の次なら XR。操作と素材の質の両方を求めるならエクスチューン以上、が私の整理です。どれを買っても、最初の釣行では投げる前に穂先の絡みだけ毎回確かめてください。私が折ったのは 3 釣行目でした。エギングロッドは他の釣りに流用できるか も、番手選びの参考にどうぞ。
よくある質問
セフィアBBとセフィアSSの違いは何ですか?
セフィアSSとXRはどちらを買うべきですか?
セフィアBBとTTの違いは何ですか?
セフィアとエメラルダスはどっちがいいですか?
セフィアのロッドは今買うべき?モデルチェンジを待つべき?
about the author
マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。



