「エギングって夜でも釣れますか?」。Yahoo!知恵袋で何度も繰り返されている質問ですが、筆者の答えは明快です。釣れます。むしろ筆者の実績は、今のところ全部夜です。
エギング1年目の釣果はアオリイカ2杯とマルイカ1杯 (ほかに同行の友人が1杯)。3杯とも、三崎港の夜、常夜灯のまわり、グロー系のエギでした。この記事では、その実釣を根拠に「夜は釣れるのか・何時に・どこに投げて・何色で・何を持って行くか」を全部答えます。
夜でもアオリイカは釣れる? #
釣れます。筆者の実績を隠さず並べます。
| 釣行 | 時刻 | ヒット | エギ |
|---|---|---|---|
| 2025年12月・三崎港 | 18時ごろ | アオリイカ (足元の底)。約10分後に同行の友人にも1杯 | エギ王K 3号 ぶちぶちコーラル |
| 2026年5月・三崎港 | 20時 | アオリイカ (足元の底) | エギ王K 3.5号 ぶちぶちコーラル |
| 同上 | 21時 | 良型マルイカ (足元の表層) | 同上 |
すべて夜、すべて常夜灯のまわり、すべてグロー系。逆に言うと、筆者はまだ昼にイカを釣ったことがありません。「夜でも釣れる?」への一番正直な答えは、「筆者にとっては夜こそ釣れている時間」です。冬も春も夜で釣果が出ているので、秋の数釣りシーズンなら条件はさらに良いはずです。
何時ごろが釣れる? #
実績が出た時刻は 18時・20時・21時。日没後の数時間に集まっています。
筆者のルーティンも正直に書くと、昼くらいに釣り場へ行って、のんびり準備しているうちに結局夕方から本腰、という流れが多いです。夕まずめから夜にかけてを自然にカバーする形になっていて、実績の時刻ともつながっています。「深夜◯時が時合」のような断定は、まだ実績がないのでしません。まずは日没〜21時台を釣ってみてください。
常夜灯がないと釣れない? #
筆者の釣果はすべて常夜灯のまわりで出ています。狙い目は明暗の境目から明るい側。実績3杯もこのゾーンでした。理屈としては、常夜灯の光にプランクトンと小魚が集まり、それを狙うイカが明暗の境目に差してくる、という食物連鎖の構図です。なぜ常夜灯の下でアオリイカが釣れるのかは、ヤマシタ公式のエギングラボが生態研究の目線で解説しているので、一度見ておくとポイント選びの解像度が上がります。
では常夜灯のない真っ暗な場所では釣れないのかというと、理屈の上では釣れます (イカは暗闇でも捕食します)。ただ筆者は、真っ暗な場所は何かと気を使うので、安全第一で常夜灯のある釣り場を選んでいます。夜釣りは足元も海面も見えにくく、リスク管理そのものが釣果の土台です。筆者の実績が出ている三崎港・超低温冷蔵庫前のような「常夜灯あり・足場が平坦」の釣り場から始めるのがおすすめで、詳しくは 三崎港の釣り場ガイド にまとめています。
夜は何色のエギ?グローじゃないと釣れない? #
筆者の夜の実績3杯は、すべてぶちぶちコーラル (490グロー下地) です。490グローの「490」は、多くのイカが最も感知しやすいとされる波長490nmのことで、夜に発光でアピールするという設計。実績が理屈どおりに出た形です (イカの色覚の記事 で深掘りしています)。
ヤマシタ エギ王K 3号
では「グロー (夜光) じゃないと釣れないのか」。答えはノーのはずです。イカが見ているのは色ではなく明暗のコントラストなので、夜空や常夜灯の光を背景にシルエットが出る赤テープ系の下地 (軍艦グリーンなど) も夜の定番とされています。ただし正直に言うと、筆者の夜実績はまだグローに偏っていて、赤下地の夜の釣果はこれからです。この秋、グロー以外の夜も検証して、結果をこの記事に追記します。下地とカラーの考え方は カラー戦記 と エギ王Kカラー診断ツール をどうぞ。
夜のアタリはどう取る? #
夜は目の情報がほぼ使えません。筆者はテンションフォールで、ロッドを持つ手の感触だけでアタリを取っています。実績として多いのは、フォールを取った後の「次のしゃくり出しでズン」と重くなるパターンで、夜は特にこれが多いです。フォール中に抱いたイカを次のしゃくりで聞いている形なので、夜こそフォールの時間をしっかり取ってください。しゃくりの型とフォール秒数の決め方は しゃくり方の記事 にまとめています。
夜の装備とライトのマナー #
筆者の夜装備の柱はヘッドライト (ゼクサス ZX-R730) です。ただ、実際の使い方は意外かもしれません。常夜灯の効く釣り座では、ほとんど点けていません。明るさが足りているのと、海面を無駄に照らしたくないからです。ZX-R730は白色・電球色・赤色を使い分けられるので、移動は白色、手元のノット作業は電球色、海の近くでは赤色、が筆者のルールです。ライトで海面を照らすとイカが散ると言われますし、何より周りの釣り人への配慮になります。
ZEXUS ZX-R730
常夜灯まわりだけが明るく、一歩離れると真っ暗なのが夜の釣り場です。移動用のライトは必ず持って行ってください。ライフジャケットと合わせた夜の装備一式は 持ち物チェックリスト にまとめています。
まとめ:夜エギングは「常夜灯×グロー×フォール」から #
- 夜でも釣れる。筆者の実績3杯 (18時・20時・21時) はすべて夜の常夜灯まわり
- 狙いは明暗の境目〜明るい側。真っ暗な場所より、安全第一で常夜灯のある釣り場から
- 色はグロー系 (490グロー) が実績。赤下地も理屈上は夜の定番で、筆者もこの秋検証予定
- アタリは手の感触。夜こそフォールの時間をしっかり取る
- ライトは移動用に必須、でも海面は照らさない。赤色モードが夜のマナー
夜の釣り場に立つと分かりますが、常夜灯の下は思っているよりずっと釣りやすいです。秋の数釣りシーズン、まずは日没後の2〜3時間から試してみてください。
よくある質問
エギングは夜でも釣れますか?
夜のエギングは何色が釣れますか?
グロー (夜光) のエギじゃないと夜は釣れませんか?
常夜灯がない真っ暗な場所でも釣れますか?
夜のエギングにライトは必要ですか?
about the author
マグロキャスティングを軸に、ジギング・エギング・ショアの実釣を本音で発信。2018 年再開、相模湾を主戦場に活動中。



